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令和 2年 9月定例会(第2日 9月14日)

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  1. 琴平町議会 2020-09-14
    令和 2年 9月定例会(第2日 9月14日)


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    令和 2年 9月定例会(第2日 9月14日)                会 議 の 経 過    会期 第2日 令和2年9月14日(月曜日)  議事日程(第2号)  第 1       会議録署名議員の指名  第 2       一般質問 ○議長(安川 稔君)  おはようございます。(「おはようございます」の声あり)  ご参集いただきまして、ありがとうございます。  議場内の皆様にお願いいたします。携帯電話の電源はお切りくださるようお願いいたします。             (再開・開議 午前 9時31分) ○議長(安川 稔君)  これより令和2年9月琴平町議会定例会を再開いたします。  ただいまの出席議員は10名であり、地方自治法第113条の規定による定足数に達しておりますので、本日の会議は成立しました。  これより本日の会議を開きます。
     本日の議事日程及び一般質問通告一覧表は、お手元に配付しましたとおりであります。 ○議長(安川 稔君)  日程第1 会議録署名議員の指名 を行います。  会議録署名議員は、  4番、豊嶋 浩三君及び  8番、山下 康二君 を指名いたします。 ○議長(安川 稔君)  日程第2 一般質問 を行います。  本定例会の一般質問は、お手元に配付しております通告一覧表のとおり、8件を受理いたしております。本日は通告順に従いまして、4件の一般質問を行います。  なお、通告により申出があった場合、一問一答を可とすることにしておりますことから、質疑の回数制限は、会議規則第55条ただし書規定を準用し、その制限を超えることを可とし、また同規則第56条の規定による発言時間は、90分以内といたします。  それでは、順番に発言を許可します。  最初に、3番、吉田 親司君。   (「はい、3番、吉田」と呼ぶ) ○3番(吉田 親司君)  皆さん、おはようございます。(「おはようございます」の声あり)  それでは、議長のお許しを得ましたので、2020年9月定例会におきます、私、吉田 親司の一般質問を開始したいと思います。  まず、本日1番目は、いこいの郷パートナーズの運営について。  2番目は、コトコト感幸バス(G.S.M)事業について。  3番目は、埋立てごみに係る最終処分場の状態について。  以上、3問質問したいと思います。  その前に、近況をちょっと読み上げさせていただきます。  まず初めに、新型コロナ感染数拡大の第2波も7月中旬をピークに徐々に縮小方向に移りつつあります。PCR検査の充実とビッグデータを駆使したウイルスの正体の解明、現存医薬の有効利用等、様々な治験により、重症化リスクの軽減治療が行われている最中であります。  ワクチン開発、そして、投与以外、国民生活にとって、感染リスクから逃れ、国民全体に安心マインドを得られる最善策はないように思われますが、最短でも、ワクチン開発には、半年先ぐらいであろうと言われております。  そこで、先般町長が言われたように、まず、自分が陽性者でありと仮定し、他人に感染させないようにする努力と、逆に周り全ての人が陽性者であり、他人から感染しないようにする努力、それがwithコロナコロナウイルスと共存する得策であると私も同感するものであります。  さて、そこで、本町の現状でありますが、政府が4月緊急事態を宣言し、約半年が過ぎようとしています。観光業が主な産業である本町は、約3か月間、近隣他市町には、想像もつかないほどの観光客激減による経済の落ち込み、政府の緊急給付金等で個々には補ってはまいりましたが、財源には限りがございます。ひたすら、このままコロナ禍が通り過ぎるのを待つばかりなのでしょうか。  7月末からの政府の1兆6,000億円をかけたGoToトラベルキャンペーンにより、宿泊客は回復しましたが、例年の3割程度で、現在に至っているとお聞きします。  山道を歩く参拝客は、例年の3割ぐらい、若年層ばかりで、お土産購買層とははるかにかけ離れた状態であります。  しかし、最近、明るい兆候として、ここ数日のマスコミ報道や、テレビを賑わせているGoToトラベル事業に、10月1日より東京が加わるということ、9月18日よりイベントの入場制限がサッカー、プロ野球は観客人数がマックス5,000人から収容人数の半分までと、大幅に緩和される予定と聞いております。  それにも増して、本町にとってのビッグニュースは、コンサート、歌舞伎公演は収容人数フルで興行できるようでございます。  本町にとって、今年の歌舞伎公演の中止が、観光業にとって、コロナウイルス感染症被害の初めてで、最も大きな傷、経済損失10億円程度であったのは言うまでございません。  金丸座の改修工事も含め、私個人といたしましたら、早急に松竹との第37回公演に向けた協議を開始し、11月の公演発表に向けた準備をお願いいたしたいと思います。  昨日の新聞では、市川海老蔵さんが、八千代座にて客数半分にした上での公演を行っております。他市、他町は既に動いているということです。  何はともあれ、このコロナウイルス感染症を引き起こした被害は、日本中に計り知れない傷跡として残っています。本町に受けた経済的打撃は、自主財源不足となり、次年度予算にまで及んでいくものと確信します。本町には、まだまだ行わなければならないハード事業が山積みに残されております。ゆえに国や県への要望活動や、財政難から復興に向けた事業をスピード感を持って取り組んでいただくのが最善策ではないかと思います。  町執行部におかれましては、再び町民みんなが笑って住める町を目指していただくとともに、これから秋、冬に起こるであろう第3波に向かえた十分な備えを怠らないでいただきたいということをお願いして、ただいまより質問席に移りまして、一般質問を開始したいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君。   (「はい」と呼ぶ) ○3番(吉田 親司君)  まず、それでは1番目のいこいの郷パートナーズの運営についてをご質問いたします。  コロナウイルス感染症発生以来、4月中旬から5月にかけて1か月ほど、スポーツ施設及び温浴施設を閉館し、その後、感染症対策を催し、営業にこぎ着けましたが、どうも以前のように利用客が戻っていないとお聞きします。  そこで、今現在のヴィスポことひらの会員数は何名でしょうか。 ○議長(安川 稔君)  理事者の答弁を求めます。  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  3番、吉田 親司議員の質問に対する答弁を行います。  まず、いこいの郷パートナーズの運営、つまり、いこいの郷公園ヴィスポことひらについてのご質問いただいております。  ご案内のように、現在の契約、指定管理にいこいの郷パートナーズに行いましたのが1年半前でございまして、現在の状況について報告いたします。  令和2年の7月現在で、2,601人でございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、3番。 ○3番(吉田 親司君)  そこでですけども、約、多分、私も委員会等で聞いてる話、資料を基にしますと、大体1,000人ぐらいピークの時からは減っていると思うんです。それで、この7月、8月あたりから、閉館が終わったあたりからの回復もすごく悪いように、私もよくヴィスポには通っておりますんで、お見受けするんですけども、その辺り町との協議面は行われたのかということをお聞きしたいんですけども。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えいたします。  指定管理者より、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、4月17日の金曜日から5月15日金曜日まで休館をし、5月31日の日曜日までは、大人会員のみの営業としたため、それに伴います会費の調整により、減収があった旨の報告がございました。 ○議長(安川 稔君)  はい、3番。 ○3番(吉田 親司君)  3番目のですね、会費の落ち込みは勿論、そらあったと思います。それから、3番目のですね、包括協定書の別記2の7、不可抗力に該当する事例であると、私は思うんですけども、その辺り町としては、指定管理者との話において、決算上のマイナス、その辺りの話までは行ってるのか行ってないのかお聞きします。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご指摘の事実につきましては、認識しておるところでございますが、新型コロナウイルス感染症影響によります休館に伴う減収が当該の項目に該当するかどうかについては、現在、指定管理者教育委員会の間で協議中でございます。 ○議長(安川 稔君)  はい、3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  そこでですね、施設運営権料の話になるんですけども、平成31年の3月20日をもって、包括協定のやり直ししたはずなんですよね。それで、5年間の契約として、包括協定を取り直ししたわけなんですけども、今回、それで、従来でしたら2,500万の収益といいますか、指定管理における利益が発生しておると思うんですけども、今回は、1,000万円ということになりますけれども、その辺町長、収益まで食い込んで赤字が出た場合ですね、それはもう協議的にいって、赤字はできるだけならないように努力するのは当たり前としても、その辺どう考えられとんかなと思いまして。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご質問の赤字というのがちょっとよく分からないので。 ○議長(安川 稔君)  はい、3番。 ○3番(吉田 親司君)  包括協定書における1,000万を例えば話合いの中で800万にしてくれとか、500万にしてくれとか、今年は運営権料はないというふうな話になった場合に、町の、要するに一般財源としての財政面のマイナスに例えばなると思いますので、その辺どうされるつもりかなと。 ○議長(安川 稔君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  ご指摘の施設運営権料につきましては、現在の契約では1年間1,000万円となっております。平成26年からの当時は、5年間は2,500万円でございました。それ以降、この施設運営権料といいますのは、大変貴重な財源となっているところでございます。  いずれにいたしましても、今回の新型コロナウイルス感染症の影響によります休館に伴う減収等への対応につきましては、先ほども答弁いたしましたように、今後慎重に先方とも協議した上で、また議会にも報告させていただきます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、3番。 ○3番(吉田 親司君)  大体1人5,000円として6,000万円ぐらい年間ですかね、マイナスが出ると思いますので、しっかり協議のほうをしていただければと思います。  それでは2番目に移ります。  包括協定締結後1年半が経とうとしておりますが、小規模な改修は行ってきたと思いますが、施設建設以外、16年半が箱物は経っておりますので、そろそろ施設の老築化が目立ってきているように思います。  そこで1番目、大幅な改修工事等は考えているのか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)
     次に、いこいの郷公園の主に施設面につきまして、16年半経過しており、それについての維持管理についてのご指摘だと思われます。まず大幅な改築工事等はということでございますが、運営に支障を来すような修繕を現在優先して行っておるところでございますが、築16年目を経過していることも踏まえまして、大幅な改築工事も含めて、計画的に実施しなければならないと考えております。 ○議長(安川 稔君)  はい、3番。 ○3番(吉田 親司君)  改築工事の予定は今のところないいうことですね。考えられとると。  それで、今回の私言いますのは、コロナ対策でビニールなんかでフロントは仕切っておるわけなんですけれども、やはり、新しい時代に対しての施設運営としては、まだまだ足りないところが沢山あるんじゃないかなと思っております。メンバーカードを読み取る機械にしても従来のスキャナーを表に出して、ピッというてそれで入るような感じなんですけども、やはりその辺も含めて、町長も行かれてるから分かると思うんですけども、やはり、施設改修の最低やらなければならないそういう他、他施設と比べたら古さがかなり目立ってきてるように思うんです。ですから、細かいところも含めてですけども、やっぱりコロナに対しての施設改修とか、目立ったところは絶対に改修してほしいというところがありますので、お願いします。  それから2番目はもう結構ですから、3番目の今回の協定の改定で町負担の修理費が10万円以上から30万円以上になって、備品交換や小規模改修がこれ話の続きになるんですけども、10万円以上から30万円以上になって、ですから29万9,999円までは、施設側が負うという契約なんですけども、その辺りどうなんかなと思うんですけども。  平成31年3月20日以前とこの3月20日以後の施設改修の項目とかその辺り、今出せいうてもしょうがないんですけども、その辺りはどんな感じかなと思いまして。使ってる金額とかその辺り。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご指摘の件につきましては、利用者のサービス低下につながることが懸念されるため、指摘事項については、毎月の指定管理者との定例会において、必要な備品交換や小規模改修を確実に実施していただくように担当のほうから強く求めてまいっているところでございます。  それから変化につきましては、ちょっと通告なかったので、データ持っておりませんけども、また報告させていただきます。 ○議長(安川 稔君)  はい、3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  また委員会でもよろしいですから、契約更改前とこれで1年半経ちますので、年末から3月にかけての半年、5年のうちの2年がもう経過するので、来年の3月にはなると思いますので、その辺の数字的なものも出していただきまして、またちょっと協議をできればと、私個人的にも思いますので、よろしくお願い申し上げます。  ですから、先ほど言いましたように、担当会議の運営側との運営に関する4番目、密なる情報交換を求めると書いておりますが、そのとおりでございまして、小さいところまでやっぱり気づいていただきたいし、逆に自分が経営している、運営しているところ、管理じゃなくて、運営するほうの側に立った物の考え方を担当課、課長を含め、していただければと思いますので、よろしくお願いします。  最後ですね、この5番目の利用者の代表者を選任して、これ私の案なんですけども、一応私も行っておりましたが、利用者から結構クレームとかその辺りをお聞きして、あれはどうなっとんや、これはどうなっとんやという感じのものを、よく承るわけなんですけども、そこら辺り、やはり利用者の代表者あたりを選任して、利用者と運営者と施設側の3者の意見交換会に何か月に1遍でもいいですから、ご意見箱みたいなのあるのは知っておりますけども、面と向かってあれがどうやこうやいうのもお聞きしても逆にいいのじゃないかなと思いますので、その辺り町長、ご意見お伺いしたいですけども。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  指定管理のほうお願いしておりますいこいの郷パートナーズにおきまして、議員が言われてるように、目安箱を設置するなど、利用者の声を広く聞く体制は整えておりまして、そのいただいております利用者からの意見につきましては、町と委員会担当と先方との定例会にてその情報の共有をして対応を検討していくなど、利用者にとりまして、よりよいサービスが提供できるよう努めているところでございます。  今後とも引き続き実施していきたいと思っております。 ○議長(安川 稔君)  はい、3番。   (「議長」と呼ぶ) ○3番(吉田 親司君)  先ほども言いましたように、やはり同様といいますか、ヴィスポことひらほど充実した施設のところは私もないと思っておりますが、最近近隣にそういうスポーツジムが沢山できておりますので、そこら辺りと競合とか、ユーザー目線でやったらあそこはあれで、ここはこれでという比較対象になると思います。その辺りも1,000人減ったからいうんじゃないけども、これ回復しなければ、もうこれまた本当に施設側からお聞きしたところによりましたら、あそこの従業員さんにお聞きしたら、中四国、関西圏というたか、中四国、大阪より西では一番メンバー数、収益面でも上がってるいう話を聞いたんです。それで、1,000人減ったから多分大丈夫やとは思ったんですけども、取りあえず、その1,000人がコロナ禍で全部帰ってくるというのはないにしても、近隣市町人口減にもなりますので、ある程度帰ってくるように、施設面とかその辺りも目を光らせて、運営面、施設面お願いできたらと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。  それでは、これから2番目のコトコト感幸バスGSM事業について。 ○議長(安川 稔君)  はい、3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  それではコトコト感幸バスGSM事業について。  1番、先般、グリーンスローモビリティ事業についての意見交換会総合センターで行われたと聞いております。その前に、住民のアンケートを取り、意見集約を行い、当日の資料提供にまでなっておりました。そもそも、この事業は、高齢者の足の確保が第一条件で行ったように思いますが、この半年間の結果としてどうだったのか、各コースごとの乗車人数も把握できていたし、行く先別の仕分もできていた。すなわち、現状の把握調査、そして、間もなく分析が出てくるように思います。  そこで、1番、バスの特徴からして、日常の足、すなわち循環路線、タクシー的な使い方は、車速や台数面で頻繁に、ですから毎日乗ったり降りたりして、例えば買物しよとか、医者に行こうという方にとりましては、非常に便数が少なく、不便であろうと私は思いますが、町長ご意見をお願いします。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  次に、コトコト感幸バスグリーンスローモビリティ事業につきましてのご指摘をいただきました。琴平町コトコト感幸バスの運行についてでございますが、平成31年4月、令和2年2月に利用者のアンケートを実施いたしまして、7月には、町民2,000人を対象にアンケートを調査を行いました。また、8月に自治会長さんを対象にアンケート調査を行いまして、8月19日に総合センターにて琴平コース、榎井・五條コース象郷コースの3グループに分けまして、意見交換会を開催いたしました。  議員さんがおっしゃるように、アンケート意見交換会の中で、便数が少ない、また、ルート上のどこででも乗降ができるようにしてほしい。ルートの見直しをしてほしいなどの多数、いろいろなご意見をいただいたところでございます。  琴平町コトコト感幸バスは、環境省のIoT技術等を活用したグリーンスローモビリティ効果的導入実証事業として、最長で令和3年度末までの実証事業でございます。  皆様方からのアンケート結果や、意見交換会のご意見を踏まえ、今年の11月頃には、ルートとダイヤを見直すこととして考えております。  今後も、町民の皆様のご意見を伺いながら、町民の皆様が利用しやすいようなバスになればというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(安川 稔君)  はい、3番。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○3番(吉田 親司君)  2番目いきます。地域交通会議を招集して、次年度から有料化を目標にしているようだが、その金銭的な、幾らぐらい取るのか。それから、その辺りをお聞きしたいんですけど。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  琴平町コトコト感幸バスの有償化につきましては、環境省のIoT技術等を活用したグリーンスローモビリティ効果的導入実証事業公募要領の事業の実施内容に、原則として実証期間中に公道上の有償運送等を行い、継続的に実施できる事業モデルの確立に向けた検証を行い、実証事業終了後においても、各地域で事業の自立を前提とするものであることと規定されております。  この規定を踏まえまして、本町におきましても、令和3年1月と3月に地域公共交通会議を開催する予定としておりまして、令和3年中の有償運送を目指して取り組んでおるところでございます。なお、料金や徴収方法についても、地域公共交通の中で検討協議していく予定でございますので、現時点ではまだ決まっておりません。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  3番。 ○3番(吉田 親司君)  余談でお聞きしたいんですけど、今、月曜から土曜が町役場を発進する3コースですね、それからコース的に月、木は琴平コース、火、金は榎井・五條コース、水、土は象郷コースと3コースあるわけなんですけども、下櫛梨地区の住民からは、やはりここまで来てほしいとか、そういう要望を結構聞くわけです。その辺の対応もここのままでやっていくものなのか、取りあえず、実証実験やから、取りあえずこれでやろうという話でしたら、またそれも話なると思うんですけども、その辺りいかがでしょうか。コースの選定を変えるようなことはお考えにはならないですか。全町を巡ってというふうに。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  先ほど答弁いたしましたとおりでございまして、ルートとダイヤを見直すこととしております。 ○議長(安川 稔君)  はい、3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  タイムリーな質問になったなと思うんですけども、先日、土曜日の四国新聞にコトコト感幸バスのアプリを開発されたということをお聞きしまして、それで、先般、課長共お話しした時に、スマホ教室タブレットを使う高齢者に向けた教室をされてるということでお聞きして、これはこれにつながったんやなと思ってる次第なんですけども、その辺りの進展状況を担当主幹、町長、お願いしたいんですが。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご指摘のご高齢の方に対する対応についてでございますが、本町の高齢化率は、現在町内全体で約40%となっております。そのような中、今回の実証実験は、IoT技術等を活用したものとなっており、タブレットに慣れていただくよう、タブレット20台を各婦人会、また老人会にモニターとして配付しているところでございます。しかし、タブレットを置いていくだけでは使用されない方もいらっしゃると聞いておりますので、したがいまして、まずはタブレットになれていただくことが重要と考えております。モニターの方にはバスの試乗会に参加していただいて、その際に併せてタブレットの利用方法を説明することを検討しているところでございます。  このような取組を通じて、タブレットの利用をより促進していきます。また、アプリにつきましては、コトコト感幸バスに乗車された方に、チラシとして配布するなど、町ホームページに掲載するとともに、10月号の広報でも皆様にお知らせし、普及拡大を進めてまいります。 ○議長(安川 稔君)  はい、3番。 ○3番(吉田 親司君)  このアプリの話でましたけれども、これは、開発費用みたいなのは掛かったのですか、それとも、環境庁とかその他の補助金、その辺り。   (「答弁、森本主幹」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、町長の答弁にかわり、企画防災課、森本主幹。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○企画防災課主幹(森本 卓也君)  失礼いたします。吉田議員のご質問にお答えいたします。  アプリの予算につきましては、環境庁の今回の実証事業費の中で見ていただいているので、町からの負担はございません。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  事業自体が令和3年をもって終了という話を先ほど町長されましたけれど、3年間のレンタルということですので、これは私のあくまでも意見ですけど、5番目、土日、祝日の観光コースを路線バス的に運用するのではなく、名所や旧跡を回るガイドツアー、もちろん町内での昼食をつけた予約制、これ観光協会あたりがハンドリングするのもいいと思ってるんですけども、その辺も含めて、3年間でしたら、これだけでもうすぐ変えてしまわないかんから、この質問もちょっとまだやぼかなと思うんですけども、やはり、バスの形状とか、その辺りを見ましたら、観光専門に使ったら、ちょっと目立って面白いかなと思うんですけど、その辺り町長ご意見お願いしたい。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご質問にありますように、このバスの特徴から、8月に実施いたしました町民との意見交換会の中でも、観光に特化してはどうかというご意見も多くございました。コースの見直しの時には、観光面での活用方法についても、ご意見を踏まえた上で、再検討していきたいと思っております。 ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  それでは、6番、7番をまとめてですけども、先ほど言われましたように、町民の皆さんがまだご存じないとか、どうやったら乗れるんやとかいう話が結構まだあると思うんです。アプリという形で結構今、飛んでしまったように形もありますので、広報を通じたり、宣伝活動、イベントなんかにこれからコロナが一段落したらの話にはなりますけども、やっていただきたいなと思っております。  6番目の3年間のレンタルでありますので、アプリを入れて、逆に町内の交通改善、コトコト感幸バス以外で例えばするとしても、このデータというのは非常に後になって役に立つと思いますので、その辺りも含めて、小学校の統合、庁舎の移転、それからハード事業でいろんなところ、町内循環する交通、それから高齢化、その辺りも含めて、交通体系もまた再認識する時が来ると思いますので、その辺り町長ご所見をお伺いします。
    ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  委員おっしゃるように、この3年間の実証事業の中で、地域公共交通会議や、町民アンケート意見交換会でのご意見を参考に、琴平町にとってよりよい交通体系を調査研究していかなければならないと考えております。  また、もっと普及活動、宣伝にへのご指摘につきましては、当初、今年の4月の四国こんぴら歌舞伎大芝居であったり、また今年が、今そうでございますけども、町制施行の130周年の記念行事であったり、またその他もろもろ町内のイベントに活用して、PRしていく予定でございましたが、しかしながら、ご案内のように、新コロの影響で、殆どのイベントが中止で活用できておりません。  今後、保育所や幼稚園などにも出張し、子どもたちに体験乗車していただくことなどについても検討しているところでございます。  また、アンケート意見交換会での琴平町コトコト感幸バスの認知度の低さも指摘を受けているところでございます。今後、SNSなども活用しながら、様々な方策での積極的な周知に努めたいとは考えております。  また、そもそも導入したのはですね、私も就任前に、町内、他の町にはいろんな交通体系があるにもかかわらず、琴平町内には無いというような多くの意見がある中で、まずは、そういった機運、また意見をいただくようになっております。  このバスの事業につきまして、評価もありながら、またご批判も沢山受けていることは承知しているところでございます。そうしたことで、この町にとって、我々が行政側だけでなく、住民の方であったり、利用者がどういう人であるのかということも含めて、このご指摘のような交通体系、公共交通の在り方について、考えるチャンスと考えておりますので、勿論、今のバスは1台でしかないですし、また、速度も遅いこともありまして、今のバスをずっと使っていくとか、固執してるわけではございません。あくまでもあれは実証実験の一環でございまして、それから次のステージに行く段階と考えておりますので、また今後ともご指導いただきたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  私も町長と同じ意見です。今回のグリーンスローモビリティ事業で蓄積したノウハウを是非使っていただいて、次世代の公共交通、多分、何年か先には大手メーカーの車も殆ど電動にもなるやろし、AIで自動運転にもなる時代が来ると思います。そういう時代に琴平町は先駆けてやったという証しはこれでできてくると思いますので、その点、よろしくお願いも申し上げます。  それでは、次に質問に移ります。  埋立てごみに係る最終処分場の状況について、ということで。  1番、現在、琴平町から排出されている埋立てごみについて、町内に埋立て可能な場所がないために、平成11年に、中讃広域事務組合が旧仲南町に建設した最終埋立て処分場に、町の塵芥収集車で運搬、処分してると承知している。この埋立て処分場の最近の近況について、お聞きしたい。  1番、当時施設開設時の埋立て期間は、15年と示されていたが、既に20年余りが経過しております。現在の状況について簡潔に示していただきたい。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  埋立てのいわゆる最終処分場についてのご質問でございます。  現在の状況についてご報告申し上げます。  本町はじめ、中讃広域圏内の2市3町から排出される埋立てのごみにつきましては、一般の塵芥収集において、不燃ごみとして排出されるものの他、可燃ごみを焼却した後に出ます焼却灰がございます。これらは現在のところ、エコランド林ヶ谷につまり、旧仲南町、現在のまんのう町にございます埋立ての最終処分場に運びまして、廃棄しているところでございます。  エコランド林ヶ谷は、埋立て容量は36万6,000立方メートルと広大なものでございますが、確かに、施設開設時点での埋立て期間は15年と予定されておりました。  施設開設から20年余りが経過しておりますが、平成13年から、町民の皆様のご協力の下、資源ごみの収集を実施していることなどによりまして、中讃広域圏内の埋立てごみの排出量が当初の想定を大きく下回っております。具体的には、中讃広域行政事務組合によりますと、令和元年度末の埋立て率は70%に留まっており、これから先、向こう10年間はまだ使用できる見込みと報告を伺っております。 ○議長(安川 稔君)  はい、3番。 ○3番(吉田 親司君)  一応、いろんなところを私もお勉強してみたんですけども、もしこれ今の施設を拡張して、10年後にもし満杯することになってきた場合、新しい土地を買ってやったとしたら、大体先般のこの資料、31年の3月の予算委員会の資料を見させていただいたんですけども、それでは80億ぐらい掛かるというふうにデータとして出ておりました。  そこで、2番目の開設から20年余り経過していることは、すなわち、早晩満杯になると考えられますが、延命、あるいは代替場所の検討と、町として今後いかが対応するおつもりですか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  中讃広域事務組合のほうでもですね、ご指摘の部分につきましては、大変懸念しているところでございまして、当該の施設も、いずれは満杯になることを想定した対応を考えていかなければならないものでございます。そこで、埋立てごみの約6割、昨年実績でいうと428トンでございますが、これを占めます仲善クリーンセンター及びクリントピア丸亀から排出されます可燃ごみ焼却灰の埋立て先については、令和2年11月よりエコランド林ヶ谷に持ち込まず、中讃広域行政事務組合において、山口県周南市にある処分施設へ一括して運搬・再利用し、残渣を利用したコンクリート化するとのことでございます。このことによりまして、エコランド林ヶ谷のさらなる延命化を図っておるように聞いております。 ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  その件なんですけど、私もこの資料とかいろんなものを見ておきますと、山口県と名古屋にコンクリートに加工する場所があるらしいですね。それでその産廃をかなりのコストが掛かるんですね、林ヶ谷を満杯にしたほうがいいのか、それとも山口と名古屋、中部地区、中部業者さんに船で運んでいくのが、どっちが安いかいうたら、やっぱりそっちのほうが安いんです。だからそういうふうになってると思うんですけども、この11月から初めてその事業が開始されると聞いておるんですけども、間違いないかな。間違いない。  ということで、3番目にもなるんですけど、循環可能なリサイクルいうのが一番ベストで、そこへ持っていってずっとごみが溜まらないようにするのも一つの方法だと思ってるんですけども、町として、埋立てごみを増やさないように、どういう努力をされるのか、その辺りお聞きしたいんですが。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  埋立てごみを増やさないための取組についてでございますが、何よりもまず、町民の皆様の多大なるご協力の下実施しております、毎週水曜日の資源ごみ収集が上げられます。この資源ごみ収集量は、昨年度で言いますと町内全体で318トンの収集という成果を上げておるところでございます。  不燃ごみ総収集量が677トンであることから、資源ごみ収集を全く実施しなかった場合、実に年間1,000トンを超えるものが最終処分場で処理されるというふうになります。資源ごみの収集につきましては、事前準備にも手間、時間を割く必要があり、町民の皆様は大変分別のご負担をかけるため、必ずしも効率的な収集というふうにはまいりませんが、町といたしましては、最終処分場の延命のみならず、地球環境保全にも多大に寄与する、リサイクルとしての資源ごみ収集において、引き続き町民の皆様のご協力を賜りながら、可能な限りこうした事業について、今後とも実施、継続していきたいと考えておるところでございます。 ○議長(安川 稔君)  はい、3番。 ○3番(吉田 親司君)  そこでですね、仲善のクリーンセンター、移転の話がこれも、それでですね、ペットボトル、金倉川にペットボトルなんかでポイ捨てが相変わらず目立っている状態であると思うんです。これ、要するごみ、ごみ、ごみ、ごみという話にもまして、やっぱり町自体で金倉川クリーン作戦というのを春と秋にやられておりますけども、やはり、ごみを増やさない、捨てない、そういう状態、海洋汚染を含めて、環境汚染に対する啓発活動をしっかりとやっていただきたいんですけども、その辺、町長どう思われてますか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  十分な答弁できませんが、私も以前より、特に金倉川はですね、町にとっても、町なかを流れる川として、また、住民にとってもですね、馴染みのある川でありますけども、大変、臭いであったり、汚れについてのご指摘は、特に流域の住民の方からもいただいているところでございますし、また、多くの観光に来られる方も、せっかく町なかに流れている川がちょっと残念だという声も聞いているところでございますが、そういったご指摘等もありまして、昨年来、特に昨年は雨が少なかったものですから、地域整備課をはじめとするところで、工夫をしたり、水を流して、そういった努力もしているところでございます。  啓発活動については、どうお考えですかと、当然進めていかないかんというのが、答弁、それ以上ありませんが、具体的にどうあるべきかいうことについては、ちょっと今答弁できませんけども、ご指摘については、意識の向上いうのは、常にしていかないかんと思いますので、広報等を通じて、私たちの町はじめ、地球環境温暖化はじめ、そうした啓発活動は今後とも続けていきたいと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  特にですね、琴平町、善通寺、琴平、まんのうの仲善クリーンセンター、それから丸亀市を含めてですけども、香川県は本当に土地がない、それこそ運搬して埋めるのにも、かなりのコストがかかるというのが、一つの大きな財政負担がかかるというのは非常にあれなんですよね。先ほども言いましたけども、林ヶ谷を拡幅したら80億、それから運搬費、先ほど言いました山口と名古屋に運搬したとしたら、61億2,836万円掛かるという形で、いかにしてもこれだけの金額は、負担はしなければならないという形になります。勿論、人口減でごみの量も年々減っていく可能性もあると思いますけども、その辺り、資源ごみ分別もきちっとこの我が町はされてるわけなんですけど、ごみを出さないとか、ごみを少なくするという意識もやはり町民に持っていただくという努力もしていただければと思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。  それでは、これをもちまして、私の一般質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。 ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君の一般質問に対する理事者の答弁は終わりました。  これで、3番、吉田 親司君の一般質問は終了いたします。  ただいま、一般質問の途中ですが、ここで暫時休憩といたします。  再開は10時40分といたします。      休憩 午前10時21分      再開 午前10時40分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(安川 稔君)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。  一般質問を続行いたします。  10番、山神 猛君。   (「はい、10番、山神」と呼ぶ) ○10番(山神 猛君)  議長のお許しをいただきましたので、2点、質問いたしたいと思います。  今回3点を考えておったのでございますけれども、小学校の統合、保育所、幼稚園のこども園の件は他の議員さんも控えられたということをお聞きいたしましたので、急遽取りやめさせていただきました。  1点目に新装になった琴平中学校の工事について、2点目に琴平町におけるコロナ禍による観光産業について質問いたします。  それでは、質問席に移らせていただきます。 ○10番(山神 猛君)  まず、一般質問を行うに当たり、私の6月定例会の質問のうち、琴平中学校の2期工事についての発言の中で、民間業者さん対し、誤解を招くような発言をいたしました。  議員としては町行政に対して真意を確かめるために行ったもので、決して悪意はございませんが、結果として多大なるご迷惑をおかけすることになりました。この場を借りてお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。  それでは質問に入らせていただきます。  6月の一般質問でカーテン工事は設計士の仕様どおりに行われているかお伺いいたしました。どのように答弁されたかその答弁をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  すみません。幕のご質問でございますが、新体育館のステージの横には、車椅子用の段差解消機を設置していること、それからまた、琴平中学校は人権劇を行っておりますので、いわゆるステージの袖が人権劇を行うにはちょっと狭いということから、源氏幕を広いものに変更しておりますという答弁だと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、10番、山神君。 ○10番(山神 猛君)  質問している分とあれがちょっと変わってきたんで、ただ、今、袖幕の件について言われた時に、昇降機を格納するという、これはね、町長私がその時言ったんだけども、別のとこにあったんだから、その言い訳というか、あれは虚偽です。  それから、もう一つ聞きたいのは、人権劇であそこの袖幕が何故2メーターに必要なのかというその理由をお願いいたします。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  地域整備課長答弁します。
    ○議長(安川 稔君)  町長の答弁に対する補足説明。  公共施設計画整備室長。 ○公共施設計画整備室長(西岡 敏君)  それでは、議長のお許しをいただきましたので、山神議員の質問にお答えいたします。  体育館のステージの源氏幕の幅についての問題でございます。  6月の時は、何故2メーターもあるのかと、1メーターが標準じゃないかというふうなことでございました。ただ、その時に、ちょうど足の悪い方、あと避難所になるというふうなこともありますので、車椅子が登り降りするための昇降機をステージに向かって左側の袖につけております。その件と、あと人権劇で袖が大分要るということで、幅広にしたというふうなことで、町長のほうから説明をしたというふうなことで記憶しております。  その後ですね、源氏幕、ステージの幕を入れた業者に再度確認いたしました。私たちも設計の段階から、そういう人権劇とか、足の悪い方用に幅広というふうなことで説明しましたし、要望もしました。ただ、実際確認しましたら、黄金比率があるというふうなことで、1メーターが正しいのか、2メーターがいいのかいうような確認しましたら、その業者さんいわく、あの幅では2メーターが標準と、あれが黄金比率で2メーターが見栄えがいいというふうなことで、逆に報告というか、教えていただきました。  以上でございます。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  室長の補足答弁は終わりました。  はい、10番。 ○10番(山神 猛君)  その袖幕の2メーターが黄金比率でいいって言った業者は何いう業者ですか。そんなもんごじゃ言うたらいかんわ。  それとね、もう一つ、何故、その人権劇をするのに2メーター必要なん。ただね、それね、言よるんが、多度津は、多度津も同じようにやっとんや。同じ業者やから、あそこ人権劇しよらへんで、なんでしとんな、それはもうあの設計士、工事業者がね、そういうふうに頭から覚えてすんどるわけよ。黄金率というのは、上の一文字とおんなじ幅、あそこがね琴中が17メーターやった舞台がね、17メーターやったら1メーターで十分いけるんよ。どこも見てください。琴小でも同じやわ。それを何で2メーターも持っていったんか、ちょっとそれ答弁願います。人権劇がどういう場面で必要になるか。 ○町長(片岡 英樹君)  公共施設計画整備室長が答弁します。 ○議長(安川 稔君)  公共施設計画整備室長。  再度答弁求めます。 ○公共施設計画整備室長(西岡 敏君)  議員さんも人権劇は見られたことがあると思います。人権劇に必要な後ろの書き割りですね、あれは非常に横幅もありますし、高さもあると、それを次から次へと入れ替えると、あとそれ以外の小道具、道具もありますいうことで、袖の部分がかなり必要になってくるということで、そういう幅広というふうなことでございます。  前回の6月にはセンスが悪いというふうなことでした。それで、この前、カーテンの納入入替えがございました。ちょっと話先に行ってしまいますが、その業者さんと同じ業者でございます。そちらに営業の方担当に確認しましたら、この幅2メーターあるのがスタンダードですと、うちは、もともとその幅広というのが合致はしましたんで、2メーターというふうなことになっております。 ○議長(安川 稔君)  はい、10番。 ○10番(山神 猛君)  そしたら、昇降機の格納というのは間違いだったいうのは認めるんやな。 ○議長(安川 稔君)  室長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○公共施設計画整備室長(西岡 敏君)  ステージの袖の利用の仕方、あと袖にどれぐらいの面積があるかというのは、人権劇の書き割りとか道具だけの問題ではなくて、それ以外の要素、構造的に幅が例えば5メーター、7メーターあったとして、そのうち何にどれだけ使っているかいうことであれば、例えば、昇降機に3メーター使うと、幅が横が7メーターあれば、7メーターのうち3メーター使えば、残りの4メーターの部分で子どもたちがそういう操作をしなければならないということなので、昇降機があるから、ないからというかトータルで考えなくてはいけません。ですから、昇降機がある、ないというふうな判断で、ステージのサイドというトータルで考えていただきたいと思います。なので、昇降機があったから、なかったからとか、それは虚偽であるということは全く思っておりません。 ○議長(安川 稔君)  はい、10番。 ○10番(山神 猛君)  あなたが最初の答弁は、あの幕を2メーターにしたのは、昇降機の格納やと言った。議事録調べてみてください。今言ったこと違うじゃない。まあいいわ。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、10番。 ○10番(山神 猛君)  要するにね、あの袖幕そんなに幅広にしなくていいんです。その横に袖幕って中間に2つあるじゃないですか、それがちょっと幅が出てる。袖幕よりも、ほんだからそれに隠れてできるわけ、それからもし、舞台の表と裏、後ろと前で、芝居ごとに変えるんであれば、中幕というやつが着けたらいいんや、それを省略してるから何か変なことに。  それと、これは多分、その工事会社がやっぱりやってるんか、多度津と琴中と同じや、多度津は人権劇やっとるかどうか分からんけど、同じだけの幅ある。多度津のほうが、舞台がちょっと狭い、16メートルやったかな。それで、2メーターちょっと切れる。ちょっと琴中がまだ広い。それは、最初からそれだったら建設会社が施工業者がこれがいいと思ってと言うてくれたらいい。あなたが変なこと言うから、何でそんなことになるんかなと。議事録見てみなさい最初、そしたら次。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、10番。 ○10番(山神 猛君)  暗幕に関しては、仕様書で2倍ひだとなっているが、幅数が少ない状態で納品されていて、私の指摘で、工務店側も認め、縫製をし直し、納品されと聞いております。町側は、指摘されたから直して納めたでいいのですか。答弁願います。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  暗幕カーテンにつきましては、山神議員さんのご指摘により、2.0倍ひだで施工しなければならないところ、1.5倍ひだで施工していることが判明いたしました。ご指摘をいただいた後、すぐに施工いたしましたJVに連絡を入れましたところ、設計図の記載の仕様を誤認したこと、また、施工の完了時の確認が不十分であったことについてのお詫びと報告をいただいておるところでございます。  また、直ぐにカーテンを入れ替える旨のご連絡をいただき、8月に2.0倍ひだの暗幕カーテンを納めていただいたところでございます。ご指摘どうもありがとうございました。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、10番。 ○10番(山神 猛君)  町長、これあのう、分かったから2倍ひだに直した、それで納めた。これで終わりなんですか。これね、普通、町長とか普通の方は、そういうやつが無頓着やけど、我々業者にとったらね、2倍と1.5倍やったら絶対間違うことない。そんなんだったらそういう仕事はできんということと、それでね、これ要するに、設計図に記載されとる仕様を誤認した。1つ目のミス、施工時完了時の確認が不十分、これ2つ目のミス。こんなことで2つのミスをするような会社、これから何ぼでも出てくるでこれ、こんな簡単なことを2つもミスした。恐ろしいはこんな会社。それでね、もう私、町長、もっと深く考えてください。謝ったで済むもんとちゃう。これもし分からなんだらで、そのまま行っとるわけや。というのは、僕おらなんだら多分行っとると思う。あのね、謝ったから済むいうたら泥棒しとって、見つかったから返した。これで済むんですか。私はこれ最初、この一般質問せんと、これ詐欺罪で不当いうこと考えたんや。これ詐欺なんですよ。次のカーテンもそうだけど。次もこれ言いますけど。もっとそういうことのに対して厳しさ持たんといかん。業者に何か物すごく寄り添っとるような感じで、こういうとこやっぱもっと厳しくやらなんだらいかんと思います。こんな確認の仕方、仕様を誤認した。これもう本当にいろんなとこで出てくる、こんな簡単なことで2つもミスするいうたら、あの工事、いろんなあれがあると思うんやけど、誤認あれがあって、工事が私が思うに満足にできとるかどうか疑う。だからもう少し、会社に対して、厳しく当たってください。これは、誤認で済ませる問題とは違うと思います。  そうだ、町長、これで幕引きですか。謝ったから済ますという。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  議員ご指摘のことも分かりますけども、業者側もミスを認めた上で、本来のものに直していただいておりますし、先ほど申しましたように、報告もいただいておりますので、この件については、現状、予定どおりのものに戻っておりますので、やむを得ないと思っております。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、10番。 ○10番(山神 猛君)  この次のカーテンに関してですけども、WTOの仕様方式で、生地名を明記しないでいいと、また、同等の品であればオーケーとのこと。しかし、このケースは、生地名を明記してるんですよ。WTO方式であれば、要するにその辺りを表示しなくていいんですよ。その時は、執行部が言う室長が言うようなことでいいんだけども、この場合は、何々織物の何々って指定されとる。それで、あなた現場監督ですね。現場監督というのは、町長に代わってですね、その工事が設計書どおりに行われているかどうか、それを見るのがあなたの仕事なんですよ。それを怠っとんや。自分で解釈して、それは同等の分でいいって、そんな都合のいいこと言うたらいかん。それでね、これカーテンが4種類あるな。体育館の暗幕、それから特殊教室の暗幕、それから間仕切り、それと普通教室のカーテン、4つあって、3点まではそのものできちっとやってる。それでなんで普通教室だけがこれ変わるんですか。整合性が取れんでないか。  それと要するに、WTO、これ私も今回勉強しました。あなたくれた分で、これが今、業界ではそうなってるらしい。これは、特に公共工事ね。民間の場合はそういうことない。それでもね、あなたのような解釈しとる人はおらん。特に、工事において、明記している部分が、きちっとできているかどうか見る監督の人が、あんたが仕様書変えたらいかん。そんな権利はないで。要するに、仕様書通りにできてるかどうか、監督するんがあなたの仕事や、答弁願います。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  WTO、いわゆる世界貿易機関政府調達協定は、世界貿易の一層の自由化及び拡大を図るため、政府調達の分野においても、内外無差別などの国際的規律の枠組みを設ける必要があるとの認識から、様々な取決めがなされており、現在は、47か国の中央政府や地方公共団体、政府関係機関がその協定に参加しております。  日本においても、国、県、政令指定都市がその枠組みに入っており、中央政府では、6億6,000万以上、県政府関係機関では、22億2,000万以上の建設サービス区分が対象となっております。この協定の第6条、技術仕様では、入札説明書において、調達に当たって適合することを要求する要件として、商標、商号、特許、デザインもしくは型式、または、産地、生産者もしくは供給者を特定してはならず、当該要件の説明において、これらに言及してはならないとし、ただし、これらを用いなければ、十分に明確なまたは、理解しやすい当該要件の説明を行うことができない場合に、その説明において、またはこれと同等のものというような文字をこれらに付す時には、この限りではないとされております。  本町の改築工事においても、議員の皆様にお認めいただいた総額税抜きで27億円以内という条件の下、工事を進めるに当たって、協定に直接参加する立場でない町でありますが、先ほど述べました協定に準拠し、入札説明書では、カーテンなど、種類の欄には、カーテンと記載し、仕様の欄には、まず、具体の生地の商品名として、川島織物セルコン社のエコプレーンUを上げた上で、これと同等品以上でかつ1.5倍ひだであるという旨を記載し、備考欄には製品を選択する要件である性能としてポリエステル100%、防炎品・消臭・抗菌・VOC分解機能・グリーン購入法適応品・ウォッシャブルタイプと記載したものでございます。  以上のことから特定の生地を指定するものではなく、あくまで性能を説明する手段として、WTOの協定の方法により商品名と同等品を活用したものでございます。  ちなみに、商品名と同等品を記載した欄は、仕様の欄であり、仕様とは設計またはスペックという意味合いに当たります。この欄に記載したことは、まさに性能を表示したにすぎませんので、ご理解願います。 ○議長(安川 稔君)  はい、10番。 ○10番(山神 猛君)  WTOのね、様式をあれする場合には、ここに今、町長言われた第6条で、技術仕様のところで、原則として、入札において、特定の商標商号、要件としてはならないんですよ。ですから、そういうことで記載されてない場合であれば、町長が言うような、寛容範囲的なものもある。琴中の場合には、設計士がきちっとメーカー名から品物まで全部出してるわけや。それでやらなんだら、要するに、それで見積もりして議員もその金額をオーケーと同意をしてやらせてるわけですよ。今回は、今も言われたように、同等というのがあれですけども、私は、他の生地は全部指定されてる分でやって、この普通教室のだけが変わってるいうのは、これは完全に意図的なもので、町長が言う分のあれには全然入らんと思う。今回のは、そういう生地を生地名を表示してある。そうでしょ。監督するのは、設計図に書かれたその通りにできているかどうかを見るのが監督員だと思うんです。違いますか。 ○町長(片岡 英樹君)  室長答弁します。 ○議長(安川 稔君)  はい、室長。 ○公共施設計画整備室長(西岡 敏君)  それでは、山神議員の質問にお答えいたします。  今、町長の答弁にございましたように、WTOの技術仕様では、入札を行う際に、具体的な商品名を書いてはいけませんと。 ○10番(山神 猛君)  それだったら何でこれ書いとんな。 ○公共施設計画整備室長(西岡 敏君)  まだ回答途中です。すみません。  その後に町長が言いました、なかなかその機能を明確に伝え難いとか、表現として、こういうふうな表現を使ったほうが分かりやすいという前提であれば、商品名を書いた上に、同等品というあくまで商品名書いたのは性能を表す意味合いで書いただけであって、その商品固有のものを特定したものは全くないというふうなことは、先ほどの答弁でお分かりいただけると思います。ですから、ここに商品名があったとしても、その商品は、イメージを持たすための意味で商品を具体的に指定したものではなく、機能を説明するために、商品名と同等というふうな言葉を使って表現したにすぎません。  以上でございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、10番。 ○10番(山神 猛君)  このね、WTOの様式というのは、これ何故か、指定できないというのは、外国からですね入札に来た時に、仮に日本の商品でやれば、外国がそれないじゃないですか。ですからその辺りの分をね、基準的なものを作ってるわけなんですよ。それで、これね一つおかしいのが、同等と言っている。あなたは、これは同等以上となっとんで、以上となっとるのに何で下の持ってきてるの見逃すんですか。  それと、品物が全く素材的に同じかも分からんけども、やっぱり値段が違ういうことはどこか違うんですよ。耐久力だとか、目の込み具合とか、僕はそれだと思います。
     それで、私これ聞いたんですよ。川島へ。これ要するに、その時カーテン生地が欠品しとったんか言うたら、いや、これはありました。ここに織りだしたら1日に何百メートルも織るんだから、あれぐらいのものだったら直ぐにできると思います。それが何でわざわざこれに変えたか、これ下なんですよ。ここにも書いてあるでしょ。同等以上ということ書いとんですよ。同等から下の分持ってきたらいかんじゃない。それを言わないかんわ。それがね、性能的に変わらない。同等だとかいうんではない。それは違う。みんなに聞いてもらいな。1,550円のもんと1,350円のもんと、何で同等なん。一般常識から考えて分かります。はい、答弁。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  先ほど述べましたとおり、入札説明書のカーテンについて付しました条件は、通常のカーテン、暗幕カーテンであり、かつ1.5倍ひだ、もしくは2.0倍ひだ、ポリエステル100%、防炎品・消臭・抗菌・VOC分解機能・グリーン購入法適応品・ウォッシャブルタイプ・斜光を求めたものであり、特定の商品を指定したものではございません。このことから、定価が問題になるのではなく、入札説明書に記載した性能のカーテンが施工されていることが必要となり、これらを満たせば何も問題ないと考えております。  さらに、工事全体に言えることでございますが、それぞれの商品に決める際には、JVと協議しながら決定しており、一方的にJVが決めているわけではございません。また元請とカーテンの下請業者との間で入札前に、特定の商品について見積りがなされ、額が決定していたとして、それが変更になり、額が変更されたとしても、それは業者間の問題でございまして、町としてその額の変更分に対し、差額を請求することはありません。  以上でございます。 ○議長(安川 稔君)  はい、10番。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○10番(山神 猛君)  それ、おかしいで町長。1,550円で見積りして、予算取っとる。それが1,350円やったら200円分は安ならないかんじゃない。それが、業者と内装業者の間で生じた分だから、町が関係ないいうのがおかしい。1,550円の分と1,350円とほんと僅かだ。それでもね、やっぱりそこまで言わないかんと思う。要するに、今回は、あなたたちが本当邪道や。私これあれやったら裁判まで持っていくこれ、本当。ここへ明記しとんやがな。なあ、明記してないんやったらあれや。これがないんだったらあれやけど、せっかく書いてくれとるもんを、変える必要ないやないん。何でなんこれ。同じような答弁になると思うけども、これは、私、ずっと追及します。はい。  それとですね、もう1点、これちょっと近隣や、お隣の市、それが、体育館の暗幕の生地が違うかったいうて、全部やらせとんや。それぐらい厳しいなりまい琴平町。金が無いんやきん。本当。こんなことやりよったら、金何ぼあってもいかん。聞いてみまい、ある業者が納めたん違うかった全部やらせとる。それぐらい強い態度で臨まないかん。納入業者がなめてしまう。琴平町あれで。  それともう1点、いいですか。 ○議長(安川 稔君)  はい、どうぞ。10番。 ○10番(山神 猛君)  ちょっと先日いうんか、2日ぐらい前に、中学校の生徒のご父兄の方から、ちょっと聞いたんですけども、琴中の新装なった体育館、最近雨漏りしとるということですが、本当ですか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  現在、修繕の上、原因調査のほうを行わすように言うております。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、10番。 ○10番(山神 猛君)  町長甘いわ。自分の家やったらどないに思うんなこれ。完全に手抜き工事やがな。もうそれこそ満中の体育館と一緒や。カーテンにしてもこれにしても。まだ、それこそ引き渡しになってから4月やから本当に半年も経ってないとこから雨漏りする。普通では考えられんで。完全に雑な工事であると思う。もうあの私ね、さっきも言うたように、カーテンの分であれやけど、ああいうとこで2つも見逃すということが、他のとこでもいろんな見逃しがある。本当に、これね、もうそれこそ手いっぱいもう78%ぐらいの請負比率やったら分かるで、98.3%で、殆ど定価どおり、ぴったしかんかん賞でもあげようかと思うような、金額で入札しとって、何でこんな雑な工事するんですか。私もうこれ次に合田工務店、真鍋 司いうんか、この分は絶対反対します。これ、あの2つはもうできとんよ。だから、競争がないから、もう要するに、温泉のぬるいとこでやっとるから、工事に関しても厳しさがない。また、町がもう一つ、その上に甘い。工事監督もっとしゃんとせないかんで。あなたがその責任持っとんやから。それで、またこれお詫び申し上げました。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、10番。 ○10番(山神 猛君)  この件も、お詫びで済ませるとか、これ物凄い重大な問題ですよ。本当、私あの特別委員会でも作って、建設の分の見直しせないかんのではないか。それも我々素人では分からないから、プロを招聘して、やらないといけないと思います。それで、要するに、雨漏りも直ぐだったから直してくれる。これが仮にですね、2年とか5年とか先やったら、琴平町が直さないかんわけや。ずさんな工事しとって。その辺りのことやっぱり考えたら、これ今回早く出てきたからあれやけど、私は、これは、すみませんでしたということでは私は済ませれんと思います。もっとこれは建設会社に言わないかん。きつく言わないかんと思います。  以上です。  町長のお考えどうなんですか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  議員と私も同じ立場でおりますので、工事自体、特に雨漏りについては、まずは子どもさんの学習にも支障が出ているというのをまずは修繕した上で、その原因については、施工が問題なのか、設計が問題なのか、また他に問題があるのか、何が問題だったのかということついては、十分調査した上で、勿論それについては、責任も含めて、対応せないかんというのは同じでございます。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、10番。 ○10番(山神 猛君)  十分強い態度をもってね臨んでください。私もう建設会社とお話ができとって、まあまあまあまあで済ませてるような感じがしてならないんやけど。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  本会議でそういう発言されましたら、何か不正があったかのように取られますので、今の発言については、私としては、そういうことはないことだけは申し上げておきます。 ○10番(山神 猛君)  町長だからそれは、失言いたしました。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、10番。 ○10番(山神 猛君)  室長私、重ねて言うけど、WTO方式の場合は、カーテン生地名を明記せんのや、その時は構わん。動いても。今回の場合はきちっと仕様書にこの生地ということ指定してる。それを変えたいうんはあなたおかしい。私はこれはまた今から追及しますよ。  それでは、琴中の工事について、これで終わりたいと思いますよ。  2点目に、琴平町におけるコロナ禍による観光産業についてお伺いをいたしたいと思います。  年度当初、この1年このような年になろうと誰が予測したでしょうか。春のこんぴら歌舞伎大芝居、夏には2020年の東京オリンピック、世界的旅行サイトで高松が20年に一度訪れるべき目的地に国内の都市でただ1つ選ばれたことで、香川の知名度が上がり、外国人の観光客の大幅な増加に期待をしておったわけですけど、本当に素晴らしい年にと誰も予測をしておったと思います。  「天と地」これほどまでに明暗が分かれた年も珍しいのではないかと思います。七十数年生きてきて、今までにも経済恐慌、多々ありましたけれども、今年は別格。新聞紙上においても、コロナ禍で観光客のいない参道筋が何度もマスコミにおいて報道されました。県内各市町でもコロナ禍における産業の減収は多かれ少なかれあったと思えば、我が町の観光産業、飲食産業の衰退は酷いものではなかったかと考えられます。町長のこの立て直しというんですか、そういったお考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  町コロナ禍による観光産業についての琴平町の影響とか等のご質問でございます。  まさに、ご指摘のとおりの大変厳しい状況でございます。国、県、そして町単独によります支援金の給付であったり、また融資、そして事業支援策による補助金の申請件数などの事項を分析、調査いたしますと、コロナ禍の町産業の売上げ額が年間約100億円程度と考えると、この3月、4月、5月、6月、また7月、8月とずっとこのいわゆる半年間の落ち込みを考えれば、年間50億円以上の被害は少なくとも出るんではないかなというふうな予測され、将来を見据えますと、計り切れない額であるというふうに考えられます。  また、観光地場産業の立て直しにつきましては、コロナ禍の終息が見込まれる時点での対応として、全国の観光地に対して、出遅れることのないよう、コロナ禍でもできること、例えば、マスメディア、またユーチューブやSNSなどのオンラインのウェブを活用した事業を展開することが必要になってくるかなというふうに思っております。  本町では、「香川せとうちアート観光圏」滞在促進地区でもあり、その役割を果たすべくコロナ禍収束後にも行きたい観光地に取り上げられるような情報発信を磨きかけていかなければならないというふうに考えております。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  10番。 ○10番(山神 猛君)  いろいろとそういった対策を次々打たれているのは、本当に私も端から見ていて、本当に頼もしく思うわけでございますが、今日、テレビ放送見ておりますとですね、国のいろいろGoToキャンペーンだとかそういうやつがやられております。今日の放送の中でですね、雫石町というんですか、4,500円の観光券が500円で販売して、国のGoToキャンペーンと合わせると、85%のサービスで、値引きでですね旅行ができるというようなことを打ち出しております。琴平町に関しましては、またこういう町独自の施策を考えておられるかどうか、ちょっとお伺いしたい。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  観光地場産業の立て直しに関する支援策については、今後の情勢なども注視しながら、適宜実施していく必要性があるとは感じております。特に本町は、観光客の宿泊による経済効果が大きいと言っても過言ではありませんし、国が言われております現在GoToTravelキャンペーンについても、10月には東京が解除という話もありますし、また、香川県観光協会が実施しておりますうどん県泊まって香川割キャンペーンは、先週より中四国にエリアが拡大しておるところでございます。  また、琴平町観光協会においても、うどん券付きこんぴら温泉郷ふるさと旅行券事業を実施し、全国展開として、大変好評を博したところでございました。町として本事業の結果分析、傾向分析などをしっかりと精査した上で、さらなる今後の支援事業も展開したいとは考えております。どちらにいたしましても、今、例としてありましたように、効果的な支援をしないと、ただ単なるばら撒きにならないように、本当に少しでも厳しい状況に支援できるようなことも考えていかなければならないというふうに思っております。 ○議長(安川 稔君)  はい、10番。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○10番(山神 猛君)  この不況下、民間業者は、本当に努力をしておるわけでございます。やはり、個々の力というのは、やはり弱いわけでございます。行政として、バックアップしていただきたいと思います。  次に、この不況、今年度の税収も心配ですけれども、来年、再来年ももっと厳しいものがあると考えるが、町長のお考えをお知らせいただきたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  令和2年度におきまして、新型コロナウイルス感染症の影響による予算ベースの徴収猶予額は、現時点では約4,400万円であり、これが令和3年度で納税される見込みです。  一方で、入湯税をはじめ、法人町民税、個人町民税においては、観光客の減少、町内企業の減収、減益、個人の収入減が予想されることから、これらの額によっては、結果として、新型コロナウイルスによる影響により、減収となる可能性があります。  新型コロナウイルスが落ち着く時期により、税収額が大きく変動いたしますので、今のこの時点においてどの程度減収になるかは予想しがたい現状でございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、10番。 ○10番(山神 猛君)  本当に町としても大変な時期でございます。町長におかれましては、なお一層の努力をしていただきたいと思います。  また、次年度における当町税金の自主財源でございますが、減収の予測額が分かれば教えていただきたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  次年度における当町税の減収の予想額につきましての質問でございますが、大きく影響が見込まれますのは、本年度当初予算ベースの金額でございますが、個人町民税が約3億6,000万円、法人町民税が5,000万円、入湯税が4,000万円の税目が考えられます。しかしながら、先ほどの質問でもお答えしましたが、新型コロナウイルスが落ち着く時期により、税収額が大きく変動いたしますので、今この時点で、どの程度減収になるかは予想しがたい状況でありますが、影響するのは、その3税目でないかと思われます。 ○議長(安川 稔君)  はい、10番。
    ○10番(山神 猛君)  本当に、前代未聞というこういう厳しい状況下において、本当に私自体がそういった面で、執行部のほうと違いますので分かりませんけれども、来年度は町の年間予算というのは、立てることができるのか、心配しているわけなんですけども、お答えいただきたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  次年度の新年度予算につきましてのお問合せでございます。  新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、人々の生活様式は一遍するとともに、経済状況の悪化に伴う住民税の大幅な減収が見込まれる中など、住民生活や、町政運営は大きな影響を受けると見込まれます。また、令和2年8月27日付の内閣府によります月例経済報告によりますと、景気は新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるが、このところ持ち直しの動きが見られるとされており、日本経済の先行きによっては、持ち直しの動きを期待するものの、感染症が内外経済に与える影響に十分注意する必要もあることから、今後の感染動向によっては、先行きは見通せず、現時点において、今後を予見するのは大変難しく、限界があると考えます。  ご質問の令和3年度の町の年間予算を立てられるのかということにつきましては、厳しい予算編成になることは覚悟しなければなりませんが、いかなる状況下にあっても、積極的な財源の確保、業務効率化の徹底により、住民サービスの質を下げることのないよう、堅実な行政運営に取り組んでいかなければならないという認識でございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、10番。 ○10番(山神 猛君)  本当に大変な時期でございますけれども、また議会というんですか、議員個人としても、是非協力したいと思いますので、この難局を乗り越えていただきたいと思います。  以上で、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(安川 稔君)  10番、山神議員の一般質問に対する理事者の答弁を終わります。  これをもちまして、10番 山神 猛君の一般質問を終わります。  ただいま一般質問の途中でございますが、ここで暫時休憩といたしまして、再開は午後1時、13時でお願いいたします。      休憩 午前11時30分      再開 午後1時00分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(安川 稔君)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。  一般質問を続行いたします。  6番、渡辺 信枝君。   (「はい、6番、渡辺」と呼ぶ) ○6番(渡辺 信枝君)  皆さん、失礼いたします。6番、渡辺 信枝でございます。それでは、議長のお許しをいただきましたので、9月定例会におけます私の一般質問をさせていただきます。  今回も、3つのことにつきまして、質問をしたいと思います。  まず1つ目は、琴平町住宅リフォーム助成金について。  そして2つ目、琴平小学校のお十日・お正月の駐車場運営について。  そして3つ目が、琴平町の待機児童対策について。  以上3つの質問をしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  それでは質問席のほうから質問に移りたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  はい、6番。 ○6番(渡辺 信枝君)  まず、一つ目でございますが、琴平町住宅リフォーム助成金について、町長にお尋ねをしたいと思います。琴平町には、町民の生活環境の向上及び定住の促進に資するとともに、地域経済の活性化を図るため、町内事業者の施行により行ったものに対し、助成金を交付するという住宅リフォーム助成金・ことひらハッピーリフォーム助成事業が平成29年度からあります。助成事業を受けられた方やリフォーム補助を受けたい方からいろいろなお話をお聞きしています。  「家もだんだんと古くなりリフォームしたいところもあるんですけども、かなり費用が掛かるのでなかなかできない。町内の業者さんからリフォーム補助があることを教えてくれて、リフォームをしようと決めた」「リフォーム補助があるというのは本当に有難い」「良かった。他町にはないのに、琴平町民は有難いなあ」と言う声をお聞きしました。  また、リフォーム代金の補助として50万円以上が補助対象で上限はありますが、工事の20%の補助が貰えるというのはとても有難い。しかし、最高20万円いただる補助金だが、リフォームしたいところに、50万円位は掛かるんだけど、一度に100万以上の工事となるとなかなかできず、一度補助金を受け、1、2年後にまたリフォーム補助を受けようとした時、申請は1回だけだと分かり残念なことをした。補助金が最高20万円までなら、限度額まで申請可能とならないのだろうか。また、町内業者の施行によるものとありますが、町民に対して1回限りの補助とするのなら、町内業者に限らず、個々でいつも頼んでいる町外の業者さんにでも頼んでも補助が受けられるのは有難いのにと言う声をお聞きしました。  リフォームの助成金として29年度当初から現在までの間、何件の申込みがあり、そのうち限度額に達していない方は何件ありますか。 ○議長(安川 稔君)  はい、6番、渡辺 信枝君の質問に対する理事者の答弁を求めます。  町長。   (「議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  6番、渡辺 信枝議員からのご質問に対する答弁を行います。  まず、琴平町住宅リフォーム助成金についてのお問合せでございます。  住宅リフォーム助成金・ことひらハッピーリフォーム助成事業は、平成29年度からで、今年度で4年目というふうな状況でございます。ご質問の中にありましたように、大変、独自性があり、また、町内の業者さん限定ということもありまして、町内業者の方からもですね、営業活動の中で、事業活動の中で、大いに活用させていただいているという声につきましても、私も聞いているところでございます。  まず、最初の実績についてのお問合せでございますけども、平成29年度以降での住宅リフォームの助成金制度を活用した申請者数、それと、そのうち20万円の限度額に満たなかった件数についての数字について申し上げます。  平成29年度申請件数が28件、そのうち未達の方が5件、平成30年度は29件の申請のうち、未達の方は4件、令和元年度の申請件数は22件で、未達の方が2件、令和2年度本年度は現在16件のうち未達の方が1件というのが実績の状況でございます。  以上、答弁です。 ○議長(安川 稔君)  はい、6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  この4年間といいますか、毎年、何件かの限度額に達してない方がおられるわけでございますが、先ほど言いました町内の業者さんからリフォーム補助があることを教えてくれて、リフォームした。それは凄く良かったいうように聞きました。書類も業者さん任せで、一度限りの補助金と知らずに、リフォーム補助を受けたと、一度に沢山の支払いは辛いから、まだ限度額に達してない分は次のリフォームするときに申請し、補助が受けられると思っていたが、それができなかった。補助額が最高20万円なら、限度額まで申請可能にはならないんでしょうか。  これは、町の皆様から、琴平町に住んでいて良かったと大変喜んでいただいている事業であります。琴平町にしかないというか、そういうことで喜んでいただいております。  そして、補助事業は、令和6年度まで7年の3月31日ですかね、6年度までです。今後、町民さんが、より使いやすいものになるよう、検討をしてもらえないでしょうか。  町長、お願いします。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○6番(渡辺 信枝君)  ざっくりです。町民がより使いやすいものになるような検討をお願いしたいということです。 ○町長(片岡 英樹君)  先ほども申しましたように、この事業も4年目となりまして、町内業者という特徴と、限度額が上限20万というふうになっておるところでございますが、恐らく、今の質問の通告にあります質問等から鑑みると、20万円ぎりぎりまで使ってないということは、例えば、20万のうち半分しか使ってないけど、一度限りという制約をつけてるが故に、残り10万が使えない人がもったいないかということでないんかなと思います。この件につきましては、制度上は、今現状は、そういう1回限りというふうな制限といいますか、条件付での制度でございますけども、これについては、ご指摘等も含めまして、住民の声も含めてですね、今後の研究課題としていきたいと思います。  非常にいつやったかによって、多分、連続してやると、ある程度確認ができるんですけども、時間が経つと、なかなかその確認作業等、またその部分について、やりにくいところもあったりするので、今は、取り組みやすいように、1回限りとしておりますけども、ご指摘については、研究課題としてですね、より住民の方に使いやすいようになればということで、ご指摘については、今後の課題とさせていただきます。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、6番。 ○6番(渡辺 信枝君)  次に、地域経済の活性化のため、町内事業者の施工によるということは、本当分かりますが、町民の生活環境の向上及び定住の促進に資するということで、町民の立場からすれば、町内業者に頼める部分もありますけども、本当に常に最初に建てた時とか、常に頼んでいる町外の大工さんに頼みたいし、とはいえ、町内業者に頼まないと出ないから、町内業者となると、誰に頼めばいいのか分からないという声もありました。  町民にとっては、1回限りの、本当に1回限りの有難い補助金制度でございます。今後は、町民の業者選択制の拡充ということで、もう少しこれも幅広く考えてはもらえないでしょうか。町長。 ○議長(安川 稔君)  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  次に、当事業に対して、町内業者限定について、拡充してはどうかというご提言でございます。  住宅リフォーム助成金につきましては、町民の生活環境の向上及び定住の促進や地域経済の活性化、これを目的にしていることから、町民の居住する住宅のリフォームを町内業者が行った場合を対象として助成を行っているのが現在の状況でございます。  このような中、町外業者が行ったリフォームを助成の対象とすることは、本制度の目的の一つであります地域経済の活性化に対する効果を低下させることにつながらないかなということも考えられます。  特に人口の減少が見込まれる本町において、金額は少ないかもしれませんが、これらの制度を活用して、地域経済に効率的に働くためには町内業者を優先的に考えていかなければならないと考えております。  要は、町内業者育成という面では考えておりますけど、ご指摘のように、町民の利用者の目線で考えれば、確かに一考あるかなというふうに思いますけども、今、制度の趣旨でいうと、なかなか難しいかなと思いますが、町民のご意見等も議員のご指摘も踏まえて、今後の制度の在り方につきまして、先ほども併せまして、検討させていただきたいと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  今、言われました地域経済の活性化ということで、町内業者さんにお願いするべきだというのは、本当に分かります。大工仕事や板金など、修繕箇所によっては、町内のどこに頼めばいいか分からないからどうしようということもあるのではないかと思います。  地域経済の活性化だけでなく、私が先ほど申しました町民の生活環境の向上及び定住の促進に資する、資する、助ける、役立てるということですので、そういう観点から、町民の立場から考えて、一部ですけども、全部となると問題があるかも分かりませんが、町外でも可能にならないか、ご検討いただきたく、お願いをすることでございます。またよろしくお願いいたします。  検討いただくという、前向きによろしくいうことで、次の質問に行きます。  2つ目ですけども、琴平小学校のお十日・正月の駐車場についてということですが、町としては、町の土地ですけども、PTAがしてることなんで、あれなんですけども、今年度、琴平小学校のお十日・お正月の駐車場がPTAでは行わないとお聞きしました。今年のお十日は、日にちもよくて土日でございます。そしてまた、お正月についても、例年並み、いつもどおりとはいかなくても、金刀比羅宮の初詣に、沢山の方がやはり来られると思います。そうなった時に、毎年、県内外から参拝に来られて、いつも琴平小学校のほうに止めている方がおいでます。その小学校の駐車場が無いとなると、旧町内に大渋滞が発生します。どのような対策をお考えでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  次に、お十日またお正月、年始に当たりましての琴平小学校の臨時駐車場についてのご質問でございます。  これまで、長年にわたりまして、琴平小学校のPTAのほうに、ご協力をお願いした上で、渋滞対策ということで、琴平小学校の敷地での駐車場運営のほうをお願いしてきた経緯がございますが、琴平小学校のお十日、正月の臨時駐車場の件では、毎年お十日に関しては、10月10日に琴平小学校の運動場を臨時駐車場として設営しております。  また、年末年始の臨時駐車場につきましても、琴平小学校と併せて榎井小学校、そして、金刀比羅宮南神苑、いわゆる神事場にて設営をしているところでございます。  お十日と正月の琴平小学校の運動場の臨時駐車場につきましては、琴平小学校PTAの皆様に運営をお願いしておりますけども、コロナ禍による現状を踏まえて、PTAの内部協議の下、お十日やお正月の駐車場運営については、今年は、ちょっと難しいと、できないというふうなことで、先日連絡があった次第でございます。  本年は、金刀比羅宮例大祭がご本宮のみの祭事、ご神事だけということでございますので、お十日の臨時駐車場は、設営は必要ないかなというふうに考えております。しかしながら、お正月については、臨時駐車場を設営しなければならないと考えております。
     しかし、毎年、町内の駐車場不足によります交通渋滞や、混雑の対応、対策を考えると、どうしても琴平小学校の運動場をお借りして、臨時駐車場を開設するべきではないかというふうな認識でございます。  そうしたことから、琴平町観光協会が榎井小学校の運動場を臨時駐車場にして、これまで運営しておりましたので、同様に、今回のこの正月については、琴平小学校でも臨時駐車場を設置するというふうに聞いております。  いずれにいたしましても、例年並みの人出が来るものとして想定いたしまして、所轄の警察署と事前協議を重ねながら、なお民間で開設しております駐車場への情報共有を行いながら、参拝客や観光客への適切な誘導により安心・安全に来町していただけるよう努めてまいろうと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  6番。 ○6番(渡辺 信枝君)  これ何年か前から、いつ頃ぐらい前からは忘れたんですけども、昔は交通安全協会が神事場とかしてたんですけども、榎井小学校が琴平町観光協会のほうにお願いをして、町が琴平町観光協会にお願いをして、しているんでしょうか。  町は準備も運営もノータッチでしているんですか。それとも、準備とかは町が段取りといいますか、準備して、観光協会に売上げの儲かった分をお渡しするような形になっとんですか。  それから、神事場駐車場も、同じように、観光協会とさっき言われましたけども、額についても榎井とか、神事場とか違うんですかね、1台につき、琴平小学校はたしか700円だったと思うんですけども、ちょっとそこら辺のところ、お願いします。 ○町長(片岡 英樹君)  観光商工課長答弁します。 ○議長(安川 稔君)  町長の補足答弁、観光商工課長。 ○観光商工課長(高畠 豊君)  議長のお許しをいただき、町長の命によりお答えいたします。  渡辺議員さんのご質問の件でございますが、お十日につきましては、琴平の例大祭、奉祝奉賛行事、そういったこともありますので、琴平小学校を運営しておりますが、今年は先ほど町長もお話しのとおり、コロナの関係でお十日につきましては、ご本宮のみの祭事ということで、臨時駐車場は設営しておりません。  質問の件なんでございますが、今から十二、三年ぐらい前だと思いますけども、琴平町交通安全協会のほうが、高齢化もありまして、その時点でちょっとできないというお話をいただきました。その時当時私もちょうど観光商工課のほうでおりまして、じゃ、どうするのかと。交通渋滞緩和ということで、必ず臨時駐車場は設営しないと駄目だということで、急遽琴平町観光協会のほうにお願いいたしまして、そこからですね、観光協会のほうから警備会社のほうにお願いして、お正月に関しては金刀比羅宮の南神苑、神事場と、琴平小学校と、それを運営しておりましたが、やはり交通渋滞の緩和がなかなか上手くいけなかったものですから、榎井小学校も併せて臨時駐車場といたしております。  金額につきましては、先ほどちょっと、琴平小学校1回当たり700円いうことでございますが、榎井小学校につきましては500円、やはりちょっと金刀比羅宮参拝するのにちょっと距離がありますので、1回当たり500円ということで、榎井小学校は500円、琴平小学校は700円、神事場につきましても700円、あとは町営の西駐車場と東の駐車場は町有施設でございますので、開放いたしております。  それとですね、台数につきましては、琴平小学校については約、駐車場台数が200台、榎井小学校は約100台、神事場につきましては約150台の収容の台数となっております。  以上でございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、6番。 ○6番(渡辺 信枝君)  琴小200台言われましたっけ。   (「今年は200台」と言う者あり) ○6番(渡辺 信枝君)  もうちょっと停められたかなぁかと思いますけど、それはいいんですけど、ライン引きとかそういうようなのも警備会社とかにお願いしているんですか。 ○議長(安川 稔君)  観光商工課長。   (「はい」と呼ぶ) ○6番(渡辺 信枝君)  ライン引きと警備ですかね。 ○観光商工課長(高畠 豊君)  金刀比羅宮の南神苑、神事場につきましては、いずれにも観光協会でございますが、事務局長で、私が事務局長ということもございますので、観光課の中でですね、ライン引きをさせていただいております。榎井小学校、琴平小学校につきましては、事前にそのライン引きをするということだけをちょっとお願いして、協会のほうからちょっと別のところへお願いしてライン引きをしております。警備につきましては、また警備会社のほうで運営、運行をしております。  以上でございます。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、6番。 ○6番(渡辺 信枝君)  はい、分かりました。なかなか余り沢山の利益はない、上がらないような気がしました、何となく。  そこで、今後、琴平小学校につきましても、今、定数も少なくなってきたりとかいうことも聞いたりとかしますので、4、5、6でしようかとか何かそんな声も聞きました。なので、一度駐車場をやめるというか、休むというかしてしまうと、なかなかまた今度はご父兄の方の理解ももらえないようになることも考えられると思うんですね。来年からもPTAのほうはもうしない可能性も考えられると思います。ともかくそこはまた琴平小学校のPTAさんとかお話とか協議していただいて、ともかくもう例年並みのやはりずっと参拝客が来るということを考えて、やはりまずは渋滞にならない、いろいろ混乱しないというか、参拝客も混乱しない、いつも止めているところもああ、ないなとかそういうことでまた探しまくったりするとなお、町内が混乱しますので、そういう混雑がないような対策を今後ですけども、考えてほしいと思います。よろしくお願いいたします。  以上です。  次に、続いて、3つ目の琴平町の待機児童対策につきまして、町長にお尋ねをしたいと思います。  今年3月に、今年度4月から保育所に入所させたいのだが入れないということを聞き、驚きました。子どもの数、出生数の少ないこの琴平町から待機児童が出る。子育て支援に力を入れていて待機児童はありませんとうたっていたのに2名の待機児童。そして、6月になっても解消されず、9月当初では、まだあと4名増えて6名になる予定だということでございました。親御さんは、子どもが8月に1歳になれば受け入れてくれるだろうと思っていたのに4月1日時点でゼロ歳の場合はゼロ歳児ということで、やはり琴平町には空きがなく、調べに調べて、やっと他市町で、一時預かりということで受け入れてもらうところを見つけて、やむなく豊浜まで毎朝送り迎えをしているということでした。送り迎えをしていたんですが、送迎が大変で近くにどこか、やっぱり遠いので毎日のことですから、ないのかなと探しているんだということを聞きまして、今回再々度となりましたが、質問をした次第でございます。  琴平町は、移住・定住、子育て支援などに、本当に力を入れておりまして、他町にない助成金、ベビーカーですとか、チャイルドシートですとか、そういうこともですけども、いろんなことで応援を子育て支援の応援を琴平町はしてくれています。また、先日ですけども、四国新聞のほうに載ってましたけども、こんびら子育て応援ブックというのも新しくリニューアルして作成しまして、子育て支援に力を入れている町だということを再度、本当に新聞とかでPRをされたと私は思いました。その琴平町に待機児童が出て、半年以上も解消されてないというのはいかがものかなと思って質問をさせていただいているわけでございます。琴平町の待機児童は、今年度4月当初から2名おりまして、何とかならないだろうかということを再三再四お願いしていましたが、現在の状況はどのようになっておりますか。  また、今後もまだ6名の待機児童が出るであろうと9月当初には聞きました。その上、今年度琴平町は、保育士不足ということで、一時保育事業の一時預かりもなく保護者が本当に大変困っています。他町にいろいろと聞いてみると、やはり受入れに空きがあっても町内の方とか市内の方というか、住所がないとやはり預かってもらえません。他町からの受入れは、そしてまた割高になります。このままではやはり若い世代が住んでくれませんし、いい町というか、定住いうことも難しいと思います。保育士不足もありますがどのような手だてをするおつもりでしょうか。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  続きまして、琴平町の待機児童問題についてのご指摘でございます。  この件につきましては、議員におかれましては3月議会以降、毎回ご指摘いただいていることでございます。まさに今、ご質問がありましたように少子高齢化の少子化の中で、若い人に住んでもらいたい、また住みやすいまちづくりということで、ずっと長年やっている中でですね、このように待機児童が出てしまったことについては本当に申し訳ないなという気持ちでいっぱいでございますし、本当、こういうふうになってしまったことについては申し訳ないなと思うところでございます。  まず、待機児童の定義について説明させていただきます。  厚生労働省が定めております、保育所の利用を待機している待機児童とは、保育が必要な認定を受けていて、特定教育・保育施設または特定地域型保育事業、これは認定こども園の幼稚園機能部分及び幼稚園は除きますけども、これに利用申請しているものの利用ができていないお子様のことを総称して待機児童と申します。  本町では南保育所、北保育所、私立の保育園の3か所のいずれかに利用申請をしているものの利用できていないお子様が4月1日現在で2名発生しておりました。ご質問の待機児童解消の施策といたしましては、ご指摘のように、保育士の増員が待機児童解消の最善策でないかと考えております。しかしながら、保育士の確保につきましては、ハローワーク等通して常時募集しているところではございますが、残念ながら応募がないのが現状でございます。  さて、現在の状況でございますが、4月1日現在の待機児童2名につきましては、1名の方は5月7日に職場の保育園のほうに入園できておるようでございます。また、残りお1人の方につきましては、いまだ待機の状態が続いておりますけども、9月4日に、先週ですけども、町立の保育所長から連絡がありまして、11月に町立保育所の保育士が育児休暇を終えて職場復帰することとなったとの報告がございました。保育士の職場復帰によりまして、11月には4月1日現在の待機児童は解消されることが見込まれております。  また、今後予想されておりました4人の待機児童についても、9月4日に、同じく先週ですけども、私立の保育園のほうから今度は連絡ございまして、待機児童予定者4名のうち2名の方の入園が可能になったと報告がございました。残り2名のうちお1人のお子様については町立保育所において11月に入所し、あとお1人のお子様については12月に入所予定であったことから、町立保育所においても対応できることとなりまして、本町での待機児童は今のまま予定どおりいくと、今年については待機児童はゼロになるように考えております。9月3日に、先々週ですか、委員会では待機児童が出るという話がありましたが、その後にですね、このように状況が変わりまして、ちょっと報告と前後するようになりますけども、結果として現在、今年については何とかなりますけども、とはいいましても、これで完全に来年以降大丈夫かというと、まだまだ不安要素があるのが現状でございます。この辺につきましても、原課、担当課長とも含めてですね、対応についても今後の課題としては十分認識しております。  以上でございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、6番。 ○6番(渡辺 信枝君)  今年度は何とか11月から待機児童の解消というふうになるということで、それは間違いないということでよろしいですね。  待機児童が解消されるということは、本当に琴平の子どもたちや親御さんにとっても本当にとても良かったことだと思います。これで安心して仕事復帰ができて、親御さんにも喜ばれる、親御さんも喜んでいただけると思います。担当課の子育て支援の方々がこれは一生懸命頑張ってくださったことで、成果が出たことだと感謝いたします。ありがとうございます。  そして、来年度からは、不安要素があると先ほど言われましたけども、やはり待機児童は出さない、私立で受入れ不可能でも町立では見てもらえるという体制づくり、先生方にも、その上に併せてですよ、先生方にもやはりゆとりを持って指導をしてもらえるように、保育士の確保を是非よろしくお願いしたらと思います。  そしてまた、今年、先ほど言いましたように一時保育、一時預かりも今ないわけでございますが、一時保育事業というのは、専業主婦が家庭等の育児疲れ解消や、保護者の急病、それから継続的勤務、短時間勤務などの勤務形態などの理由により、家庭での保育が困難な場合に保育所で子どもを一時的に保育しますということで、町立の施設で保育をしてくれているわけですけども、そこが今はやっていないと。対象は生後3か月から小学校就学前までの児童いうことで、みんなには広く周知していることを見ています。それから、定員が1日3人程度で、利用料金も年齢とか時間ごとに設定するとあるんですけども、これはどれくらいひょっとして、待機児童が今後出た場合に割高に、他町に行く場合もかなり割高になることは言われてたんですけども、どれくらい割高になるのか、これ急に言われてもなかなかあれかも分かりませんが、どれくらい割高になるのか分かりませんよね。  またそれはどれくらいになるのか、また後で教えていただけたらと思います。ともかく今年度はやっていないということで、ですが、これには本当は載っているんですよ。この新しい分に。だからそこら辺がちょっと矛盾している。これというのは、応援ブックですね。今までも年度ごとにつくり替えてしてくれてるんですけども、やはりそういうことで一時保育事業いうことも保育士不足から本当に来ていますが、そこら辺のところはやはりよそへ預けるより、やはり琴平町で預かってくださるいうことが保護者にとってはいいと思いますので、是非いろんなことで前向きに考えてもらいたいなと思います。  そしてまたですけども、来年度からは待機児童は出さないということを町長もおっしゃってくれていますが、出さないようにしたいということをね。先日のそれこそ9月3日の公共施設整備調査特別委員会で、琴平町としては今後幼保のこども園化を進めていくとお聞きいたしました。こども園化の方向で進めるということで間違いはないでしょうか。町長。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  先日、委員会のほうでも報告いたしましたように、来年度の4月1日からのこども園化については、ご指摘のような待機児童が発生している、またその不安要素があることをきっかけに更なる保育また就学前教育の向上を目指して、こども園化について現在検討しているところでございます。今のところですね、現場また保護者との不安要素であったり課題であったりについて最終段階の詰めておりますので、まだこども園化するかどうかについては、まだ最終調整といいますか、検討段階でございますので、現時点ではまだはっきりとはここでは申し上げられませんが、ご指摘についてはいずれにしましてもただ待機児童問題だけではなく、結果として今言われるようにこども園化を進めることによって、親御さんにも子どもさんにもメリットが出るようなことを方策としてあればゴーしようと思いますが、現時点では調整中ということで答弁といたします。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、6番。 ○6番(渡辺 信枝君)  前回の私も6月議会のときも幼保のことも聞きましたので、その時は待機児童を発生させないように、幼稚園・保育所の保護者と認定こども園への移行を含めた協議を進めていく考えでございますということを町長、言われました。来年度のゼロ歳児の人数ですけども、今のところ42名と聞いています。今年が48名なので、ほぼほぼ、少し減るかなぐらいですけども、いろんなまた仕事をされる親御さんもいますので、何人かとかは今から分かりませんが、今から募集していく中で、何人かぐらい出てくると思いますので、その時は是非保育士のことも十分に考慮して考えていただきたいと思います。  先日、保護者からの声とか、現場の声、また現場の状況いうことで、どういうふうになっているのかなということで見に行きました。今回、もし待機児童がゼロになったとはいえ、こども園化を進めていくのであれば、すぐにでも今していかない、ならないことが皆さんのお声を聞いていると何点かあるなと思いました。  まず、いつも、さっきから言っております保育士の確保、それから保育士の資質の向上、そして幼保の先生の共通理解と共通実践、それから体制づくりということで、その中で保育士の確保は当然でありますけども、保育士の資質の向上ということで、琴平町はまず研修が他の市や町に比べて少な過ぎるということをお聞きしました。研修が少ないというのは、どんなことかなと思って、保育士不足で手が回らなくて行けないとか、時間がないんだとか、予算もそれに付けてないからないんだとか、今までいろいろとしてないから、いろいろと企画してそういう、してないから分からないからちょっと失礼な言い方ですけども、県とかの研修には行ける範囲では行っているいうことですので、その上、町ではしてないみたいな感じだったんですけども、町独自の研修がないのかなとも思いました。  丸亀とか善通寺、そしてまんのう町も職員の研修というのが充実していると聞いています。丸亀市は、県の研修会の他に丸亀幼児教育研究会、丸幼研という会があって、それは先生方が会費とかも出し合ったり、町の補助も勿論ありますけども、して企画も先生方がしている会だそうですけども、年間10回程度研修会を行っているそうです。国や県から専門の先生をお呼びしての講習会であったり、大学教授からの講義指導、そしてまた、実務も体育とかそんなんもありますけども、音楽指導など幼保の先生が企画して勉強会を実施をしているようでございます。また、若年の先生には、退職したベテランの先生に来ていただいて、マナーも含めて指導も受けたりもしているそうでございます。その上、丸亀のほうは巡回カウンセリングというのもありまして、相談・指導・助言などが受けられる体制づくりができています。琴平町も野崎先生が来ているようですが、丸亀はもうずっと前から巡回カウンセリングがいろいろな分野の先生がとても充実をしています。まんのう町では、県の研修会や町独自の研修会として国からの指導者をお願いして、仲南のホールで一堂に講習会を開いて、職員の資質向上に努めているそうです。  資質の向上を目指すのであれば、先ほど言いました、先生方のマナー研修や事例研修会、それから、外部からの講師を招いての勉強会、実技講習でありますとか、また、先進地とか、今後幼保を考えるのであれば、視察ももっと取り入れてはどうかなと思います。  それから、次に、幼保の先生の共通理解と共通実践ということで、これは交流ということですが、幼保での先生の交流が全くないのではということを感じました。幼稚園の先生と話をしていたんですが、保育所の先生のことをお聞きしても、隣で保育をしていても交流がないから先生の顔と名前が一致しないというか、分からないと言われました。幼保が一緒になるのなら、是非一緒に活動したり、先生方の異動、幼保で異動も含めて交流することが必要ではないかと思いました。顔も名前も知らない、知らないとまでは言わないけど、どうかなと思いました。現場が戸惑って、幼保の共通理解がないとやはり前に進めないのではないかなと思いました。今後は町独自の研修会を幼稚園・保育所、双方の先生が合同で開催をして、一緒にできる事業は一緒に実践をしてみたりですね、していくなどして、幼稚園と保育所の交流をしていくことが必要だと思いました。  いろいろ言いましたけども、以上が私からの提案というか、提言としたいと思いますが、このことについて町長は、この今の時点ではこのことについてはどう思われるでしょうか。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  いろいろとご調査、またご提言いただきましてありがとうございます。本町の現状と、他市町の取組についてはまた今、急なことですので、ちょっと調査できてないんで、ちょっと答弁はできませんが、いずれにしましてもご指摘の部分については真摯に受け止める中で取り組める分についてはまた子ども・保健課また教育委員会のほうにて協議する中で、こども園化またするせん別にしてですね、検討に値するかなというふうにお聞きしましたので、一応ご意見として承っておきます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、6番。 ○6番(渡辺 信枝君)  そして、最後ですけども、こども園化になったとしてもですね、やはり小学校との連携ということも本当に大変重要であります。保育所からの四国学院の先生が来られてのそういう、発達障害も含めてですけども、いろんなことで申し送りしたり、いろんな人が関わったり、情報共有ということも大事です。小学校の連携、他の子どもさんについても連携いうことが大事ですので、こども園としては幼保の連携型ということを言われておりましたが、町長が所管は、厚生労働省でも文部科学省でもなく内閣府の所管になるので、町としては子ども・保健課が一括管理をするので、教育委員会からは一旦手が離れるようなことを言われましたけども、やはり教育委員会とは連携を取り合っていろいろ相談をしながら一緒にやはり進めていってほしいと思います。琴平の子どもたちの未来のために本当にいいものを作るといいますか、中身も外も中もですけども、いろんな意味で子どもたち、それから本当に先生方のゆとりがないと、やはり子どもにも人間ですから、響いてきたりとかもすると思います。そういうことで、琴平の子どもたちのためにより良い就学前教育ができるように、よろしく今後お願いしたらと思います。  以上で私の一般質問は終わります。 ○議長(安川 稔君)  以上をもちまして、6番、渡辺 信枝君の一般質問は終わりました。  ただいま、一般質問中でございますが、ここで暫時休憩といたします。  再開は午後2時といたします。
         休憩 午後1時47分      再開 午後2時00分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(安川 稔君)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。  一般質問を続行いたします。  4番、豊嶋 浩三君。   (「はい、4番、豊嶋」と呼ぶ) ○4番(豊嶋 浩三君)  失礼します。それでは議長の許可をいただきましたので、令和2年9月定例会における4番、豊嶋 浩三の一般質問を始めさせていただきます。  本日の質問内容ですが、琴平町防災・感染予防というテーマに沿いまして、  1、更新された琴平町地域防災計画について。  2、令和元年7月に施行された、ため池管理保全法について。  3、令和元年防災訓練の総括による、これからの防災訓練のあり方について。  4、自主防災組織の普及が進まないのは、自主防災会の活用不全にあるのでは。  5、要配慮者対策計画における琴平町災害時要援護者支援プランについて。  6、指定避難所について。  7、町職員の感染クラスター対策について。  以上の7問について片岡町長にお聞きいたします。  それでは、場所を移動して始めさせていただきます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  まず初めに、令和元年度に修正されました琴平町地域防災計画についてですが、防災計画の修正において、住民との協議の回数と参加者の参加母体について、お示しをいただきたいということと、地域防災計画の修正箇所の根拠となる、参加者の意見についてお示しいただきたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  4番、豊嶋君の質問に対する理事者の答弁を求めます。  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  4番、豊嶋 浩三議員の質問に対する答弁を行います。  まず、琴平町の防災感染予防についてという項目の中で、地域防災計画の修正についてのご質問でございます。  琴平町地域防災計画の修正は、災害対策基本法第42条に基づきまして、社会情勢の変化などを踏まえ、常に実情に沿ったものとするために、琴平町防災会議条例に規定いたします琴平町防災会議に諮りまして、速やかに修正するものでございます。  令和元年度修正の琴平町地域防災計画は、令和2年1月初旬にコンサルタントへの委託により修正案を作成し、まずパブリックコメントを令和2年1月20日から令和2年2月20日の期間で実施いたしました。町民、町内企業や団体など幅広く意見を募集した結果、1名の方より32件のご指摘をいただきました。その後、令和2年3月2日に琴平町防災会議を実施し、事前に委員の皆様に配付いたしましたパブリックコメント結果を含む内容を記載いたしました修正案に対するご意見を伺いまして、防災会議において委員総数17名のうち、当日参加者16名全員の賛成を受けまして、3月末に修正を終えたものでございます。  今回の修正内容の概要は、1、国の法改正や防災基本計画などの修正の反映、2、最近の災害対応の教訓を踏まえた修正の反映、3、香川県の取組などの反映、4、琴平町独自の取組などの反映の4つの柱といたしまして、琴平町地域防災計画一般対策編から震災対策編に至るまで、組織名称の変更、文言の修正をはじめ、400ページに及びます計画の内容の見直しに努めておるところでございます。  なお、ご質問の更新の際のご意見については、関係企業、団体からの各組織の名称変更であったり、また町の機構改革による課の名前が変わりました、課名変更及び文言の軽微な修正以外の点については特にご意見はなく、防災計画の内容については町がお示ししました修正案によりご承認いただいております。  以上、答弁といたします。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、4番。 ○4番(豊嶋 浩三君)  町長、ちょっと確認ですけどね、令和2年3月2日に行った町防災会議は事前配付のパブリックコメントの結果の内容を含む町防災計画の修正案を参加者16名の方での同意によって令和元年度修正による新たな地域防災計画ということで作成されたということですよね。よろしいですね。  私、何でこの問題を出したかといいますと、平成30年12月の定例会において、町長のご答弁、平成26年に修正された町防災計画は現在当時より想定以上の豪雨、強風など、災害規模の拡大や多様化及び要配慮者が増加する中で、現況との乖離を修正する必要があり、特に避難所の開設・運営・設営に設備に見直しを行いたいとご答弁いただきました。  私が聞きたいのは、町防災会議の提案の中でですね、災害状況や要配慮者の対応など、26年の現況との乖離です。琴平町独自の修正はどういうようなとこをやったかということを聞いておるわけであって、全体を、先ほど言った全体のものについてはまた後でも議論をしようと思いますが、まずは400ページ、あの分厚い防災計画の中で琴平町独自にこういうことは昔と違って今の状況はこうだからというところはなかったらないのですかというお話をお聞きしたつもりなんですけど、その辺りは町長、どういうふうにお考えなんでしょうか。   (「企画防災課長、答弁します」と言う者あり) ○議長(安川 稔君)  ただいまの質問に対する町長の補足説明。  企画防災課長。   (「はい」と呼ぶ) ○企画防災課長(平井 浩嗣君)  お答えいたします。  議員ご質問の琴平町独自の防災対策の件でございますけれども、福祉避難所のマニュアルが平成30年の3月に策定されたこともあり、そうしたことも盛り込みながら、今回修正に当たったところでございます。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  内容的にはしっくりは来てないんですけどね、この地域防災計画、これ自体は大変いろんな、地域の問題としてはかなり多くの問題を抱えております。一つ一つこれから砕いてやっていくには、今日の時間の中ではちょっと足りんので、毎回こういうことについて毎年やっていきたいと思っております。  今、今年の気象庁の命名によります令和2年7月豪雨災害と言われるのが7月に大変大きな災害がありましたし、今、これまでにも台風8号・9号、そしてこれまでに経験したことないスーパー台風となりかけたと言われております、実は台風10号と各地で甚大な被害が発生しております。また依然、太平洋側の海水温が高い状況でありますので、これからも台風の襲来の可能性が間近にそういったことがあるかと思っております。内閣府の防災担当のホームページによりますと、地域防災計画の根幹である災害対策基本法は、昭和34年の台風15号、いわゆる伊勢湾台風ですよね、あれの甚大な被害がありまして、それから昭和36年に基本計画を制定されたというふうになっております。いわゆるそれが根拠となって地域防災計画はできとるわけですよ。災害対策基本法ができて約50年が経過しておりまして、大変大きく社会情勢も変わっております。しかしながらですね、市町村の避難勧告、指示というのは、いまだにですね、避難所への立ち退き避難が前提であります。これは全くと言っていいほど、変化しておらないということであります。今、ホームページ見ますとね、伊勢湾台風の頃、実質その昭和30年前後ですんで、私がまだ赤ちゃんだった頃なんですが、その頃はまだマイカーといいますか車もありません。携帯なんかはとんでもない話であって、そういう状況の中から今の50年経った今を考えてどうすればいいかということは特にこういう地域防災計画の中ではやっていかなければならない問題であります。  各法律におけます避難の用例は難を逃れるための安全確保行動として立ち退き避難と屋内避難に分類して、時間的な意味、場所的な意味、避難所の性格を考慮するというふうに変わってきております。気象状況の変化からこれまでの想定を超える状況の中、国土交通省はですね、河川管理者のみならず、流域全体で治水を行う流域治水にシフトを移す、そういった提案もしております。これは何かというと、やはり河川の整備だけでは今の洪水には対応できない、これはやっぱり地域で考えていかなければならない流域治水のほうに向かっていきたい、だから実質は国のほうは地域にお櫃を回したような感じだと僕は思っとるんですけどね。  こういった中で、琴平町の地域防災計画も多様な避難の方法など、個別にですね、毎年修正を考えていくべきだと思いますけど、その点、町長どう思いますか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  災害についてはですね、この議論は町の場合ですと、一番考えられるのは当然南海トラフの地震、それから大雨、それから川の氾濫等ございます。先日、今ちょっと流域という話ありましたけども、土器川のですね、流域、つまりまんのう町、琴平町、それから丸亀市、善通寺市、宇多津町、坂出市、多度津町、これが土器川における流域の氾濫または洪水が発生した場合に影響出るだろうというところで、ウェブ上でございましたけども、訓練を行いました。そこでですね、私も感じたのが、祓川、あそこのまんのう町にございます祓川に1つの目安がございまして、そこが危険水位であったり、もしも土器川が氾濫する場合になるとですね、それに対する避難勧告と、避難勧告というか、避難等も国土交通省の香川河川国道事務所のほうから連絡が来るようなそういう訓練も行いました。つまり、しかも土器川の浸水のハザードマップであったり、金倉川のハザードマップであったり、もしくはまた満濃池がもしもの決壊のハザードマップと3種類ありますけど、先ほど議員ご指摘のように、場合によって、洪水の場合ですけども、特にうちの場合はね、1級河川と2級河川挟まれた地域の方はどっちに逃げるべきかというの非常に難しいですし、土器川だけが氾濫すると限らないし、勿論その時には金倉川も大変なことになっているということを考えると、非常にご指摘のようにケース・バイ・ケースによって住民の方は垂直避難がいいのか、避難所に逃げるべきなのか、もしくは高台に逃げるべきなのかということで大変そういった対応が場合場合、ケースケースによって違うということについては大変危惧しているところでございます。地震の場合はまた別でございますけども、そういった災害によって一般災害編と地震対策編というふうになっているように、この辺についてもですね、例えば以前と比べて常に新しい情報があるたびにですね、見直し等も必要な場合にはしていかなければならないということについては、ご指摘については、今後の、今体制は取れてませんけども、それについては新しい要素については入れていかなければならないというのは、ご指摘のとおりかと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  やはりね、地域防災計画自体は大変しっかりしたものですけど、内容的に見たらやはりかなりの地域性の乖離はやっぱり否めないところはあります。そういった意味で、琴平町は真ん中に金倉が流れております。先ほど町長がおっしゃったように、土器川、今、国のほうがやっとる流域治水はもう1級河川なんですよ。2級河川はもうほとんど入ってないという状況の中で、我々のところはやっぱり一番気にならないかんのはやっぱり金倉やということで、そういった意味での水害の避難いうことをやはり今から考えていくべきだと思いますので、できるだけ、行政からのそういった発信というのは毎年やっていくように努力していただきたいとここでは言っておきますので、お願いいたします。  令和元年7月に施行されました、ため池管理保全法というのがありまして、7月5日の新聞記事によりますと、西日本豪雨で、ため池の被害が相次いだことを踏まえて民間所有者等に、都道府県に届出を義務づけた法律が施行されて、1年が過ぎております。そういった中で、届出がまだ6割しかできていないということだそうです。琴平町の対象のため池、3か所と少なく、全て届けが出されておると新聞記事には書かれておりました。9月7日の新聞報道によりますと、県内の届出対象のため池は、1万4,614か所あるそうです。自治体が所有しとるのが、8,302か所、民間所有が6,312か所だそうです。  町内の3か所のため池の所有者、いわゆる、町が所有しておる分、個人が所有しとる分、その数はどうなっているのかというその状況を教えていただきたいのと、県が指定した特定農業用ため池の指定対象に今、琴平町の3つのため池は、対象になっているのか、なっていないのか、その点についてお示しいただきたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  次に、ため池の管理保全法、正式には農業用ため池の管理及び保全に関する法律ですかね、これについてのご質問でございますが、琴平町については議員の質問にありましたように、規模の小さい民間の所有するため池が3つあるということでございます。3つ全て届出書については提出されております。  町としましては、その1、貯水量を管理状況などを把握しております。ただそのうち2つについては受益者もおりませんで、また、土砂等の堆積物も多く、位置も移動したりして大変ちょっとそういう状況にあります。そのため、農業用ため池としての機能は殆どなく、今後廃止の方向にあるということで把握しております。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  ということは、指定した特定農業用ため池には当たっていないということなんでしょうか。   (「農政課長、答弁」と言う者あり) ○議長(安川 稔君)  ただいまの質問に対する補足説明。  農政課長。 ○農政課長(大西 洋二君)  失礼します。議長のお許しをいただきましたので、豊嶋議員の質問にお答えしたいと思います。  その3つについては特定農業用ため池というのではないというふうに思います。この前、8月4日ですね、県のほうでため池に関する管理の協議会というのを各市町村で一緒に集まってありました。ほんで、その時のお話では、防災重点ため池と特定農業ため池は同じように考えてやってくださいということだったので、その3つについては該当しないというふうに思います。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  指定ため池ですか、それによると堤体の堤の掘削とか、樹木の伐採、これはもう県の許可、防災工事は届出が要って、所有者不明の場合には市町が維持管理を行わないけないということになっとるそうです。  ただ、今言ったように、もう農業用として使われていないようなため池の場合、管理はじゃ、どういうふうにされるようになるのか、町のほうが管理するようになるんですか、それとも、どういうふうになるんでしょうか。   (「農政課長、答弁」と言う者あり)
    ○議長(安川 稔君)  農政課長。 ○農政課長(大西 洋二君)  失礼いたします。議長のお許しをいただきましたので、豊嶋議員さんのご質問にお答えしたいと思います。  原則は管理者になると思います。所有者と管理者が違う場合はございますけども、原則は管理者です。ただ、規模の小さいため池については、管理者といってももう少ない状態ですので、土地改良等で何らかの形で応援はしないといけないのかなというふうに思っています。ただ、場合によっては今、2つ3つあるんですけども、2つはもうほぼほぼ機能を失っていますので、あとの1つについては今後の動向にもよるんですけど、ため池としては廃止する、要するに穴を空けてしまって、ため池としての機能をのけてしまうというのはあるかなとは思っています。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  今のところ3つあるため池の状況というのは、これから消えていくものだということだそうですけど、それに対して何か委員会か何か作って、その間にいつ頃にそういうふうな形で安全性を担保できるようになるんかな、その辺りははっきり分かるんであれば。   (「農政課長、答弁します」と言う者あり) ○議長(安川 稔君)  はい、農政課長。 ○農政課長(大西 洋二君)  失礼します。議長のお許しをいただきましたので、今の豊嶋議員さんのご質問にお答えします。  いつかということでございますけれども、通常の管理ですね、例えば草刈りとかひびが入っているとか、そういうのを常に点検した上で行われていれば特に緊急性を要するようなものは修繕としてはないのかなと思います。ただ、そのいつそれを修繕するかっていうのは日々の点検の中でかなりちょっと傷んでいるよとか、洪水吐がそういうようになっているよっていうんであれば、それを見た上で修繕の対応にしたいと思うんですけれども、ただ、管理者もそうですけど、受益者が少なくなっていく中で、その池自体の管理が難しくなってきた時については、もうそれを廃止する方向はあろうかなと。ただ、農政側としては、もうそういう状態ですから、もう早急にこうしませんかというのは今、まだ水田がある以上はちょっとできない状態だと思います。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  4番。 ○4番(豊嶋 浩三君)  今のご答弁の中にありましたように、現実にやはり今、管理者、所有者、その辺りが不明とかそういうような状況の中で、今、町のほうは今のようにその今ある3つのため池は常に調査はされよるということでよろしいんでしょうか。危険はない状況であるということは、毎年調査はされよるということでよろしいんでしょうか。   (「農政課長、答弁します」と言う者あり) ○議長(安川 稔君)  はい、農政課長。 ○農政課長(大西 洋二君)  失礼いたします。議長のお許しをいただきましたので、今の豊嶋議員さんの質問にお答えします。  調査はしてますかということですけども、調査というか、2つに関してはもう殆ど機能がありませんし、場所も分かっています。その1つについては常に見ているわけではないですけれども、人的なとか、家屋への被害はもうほとんど皆無に等しいというふうに思います。1つだけ下櫛にある池につきましては、管理者がいらっしゃいますし、我々も何かあれば連絡いただきますので、毎月とかそういうのではございませんけれども、年内にはどっかでっていうのでは調査したり点検はしているというふうに思っています。  以上です。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、4番。 ○4番(豊嶋 浩三君)  ということでしたら、やはり3つのため池については安全性は町として担保ができるということでよろしいですね。町長がご同意いただいたとしておきます。  次に入らせていただきます。  令和元年防災訓練の総括におけるこれからの防災訓練のあり方ということで、一時避難場所や集合場所の避難された95の団体、91の自治会と4班単体で4班の方が避難されたそうですが、全部で95か所の避難場所に行かれたということであります。その安全性等の確認をされたのか。  また、一時避難場所として、安全と認めた判断基準についてお示しいただきたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  次に、昨年度令和元年度の防災訓練についての質問をいただいております。  令和元年度防災訓練におきましては、南海トラフ大地震レベル2が発災したことを仮定いたしましては、まずは自分の命を守る行動として屋外に避難することを前提に自治会ごとに町が指定した指定緊急避難場所をはじめ、そのほかにも各自治会それぞれが近所の空き地、神社の広場、自治会会員宅の駐車場などの避難しやすい場所をそれぞれの自治会主体で設定していただきまして、避難訓練を実施していただいたものでございます。その避難状況結果の報告を役場に通報することと、その通報を受けた役場職員の対応行動も併せて訓練したものでございます。これはそれぞれの自治会ごとの避難場所の設定が、自治会会員の避難に適切な場所かどうか、また適切でなかった場合、避難場所それぞれの自治会の実情に合わせどこが適切であるかなど、避難場所を変更することなどを含めまして、主体的にお考えいただき、有事に備えていただくための考える機会として位置づけていただくことを目的として実施いたしました。  当初は、自治会で避難いたしました場所についても役場への通報、つまり電話連絡していただくことを予定しておりましたが、連絡体制が不十分であったため、結果として自治会ごとの避難場所については集計が取れておりません。次回の避難訓練では、今回の反省を生かした上で、住民の皆様への避難訓練内容の適切な周知に配慮し、町職員の対応もより適切に行う方法を検討した上で、有事の際に実効性のある災害に備えれる訓練を実施していきたいという認識でございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  ということは、95ある団体の殆どが避難場所の特定もできてないということだと認識してよろしいですね。電話連絡ができなかったということになれば。場所も、避難場所も分かったのかどうかもちょっと後でまた、この次の答弁と一緒にお願いしたいと思いますが、中ではね、今回地震の防災ということなのに、空き家になっているところをお借りできるということで、そういうとこへ皆さんが集まったという方もおられます。今回地震ということで、防災についてそういうのはどうかなというふうに後から皆さんも不安に思ったというふうにお聞きしております。実質、その今、避難場所が適正であるかどうかということは一度防災訓練をやったんやったら、それに対して町のほうがしっかりと判断基準を示さなければいけないんではないかなと思っております。  住民のアンケートも見させていただきました。4の避難所に関する事項ということで、(1)の住民の意見書の概要で、木造密集地域での一時避難場所はほんまに安全なんかと、周りが燃えたらどうするんやという話もありましたし、指定緊急避難所兼指定緊急避難場所の、県立農業大学校に避難したけど、誰も町の職員がおらんかった、指定避難所やのに何でおらんのやというふうに不安になったという方もおられたと聞いております。今だにですね、町民に対するそういった疑問、殆ど答えてないというのが現実であります。  次回防災訓練までに、全ての一時避難場所ですね、今言ったように、皆さんが集まる場所について、町の安全性の確認と怪我などの応急対応をどうするかということについて、住民に周知した上で、次の防災訓練には取りかかれるというふうに考えてよろしいかどうか、その点、町長お願いします。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  先ほど答弁しましたように、避難訓練についてですね、今ご指摘のような十分な周知、また協議ができてなかったことについては我々の落ち度があった部分かもありません、いうのがあるとは思います。ただ、今回の昨年の訓練につきましては、この件は以前の質問にもお答えしましたように、そもそも小学校区でずっと1年ごとに回してやっておりました。議員も以前より何故町内一斉にやらないのかというのはご指摘あった部分も取り入れた部分で、まずは町内一斉にやろうというのがまず第一義でございますし、また、地震が起きたら何で小学校に逃げないかんのやと、こういった声も多かったのでございます。そういった中でですね、まずはご近所の中で、安否確認といいますか、まずは逃げようということと、ただ逃げるだけでなく、近くで安全なところを認識した上でそこに逃げるということがまずは訓練の目的でした。先ほど申しましたように、十分な対応ができてない、また自治会によってはそこら辺まで協議なり相談なりできていないところについては、本当、ご指摘のとおりでございますので、今言われたご質問についてはそういったことがないように、また今後の避難訓練等においても一時的な避難場所についての相談等にはまた町としても指導していかなきゃいけないというふうに認識しております。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、4番。 ○4番(豊嶋 浩三君)  時間も押してますけど、今のお答えの中で、町長としては今のところはこの今回の防災訓練での避難場所について特定はできていない、安全性も確認ができていないが、これから次の時までにもそういった意味での避難場所について安全性等については確認を行っていきたいというふうに考えてよろしいですね。はい、今、ご同意をいただいたということで次に入らせていただきます。  自治会非加入者に対する防災訓練開催日と訓練参加内容の周知について、自治会に非加入者ですよ。  令和元年12月定例会で町長に対する質問で、町長は個別チラシ配布・町の広報紙・広報車・町のホームページ・防災無線・報道関係等を使ってそういった自治会に入られてない方々に周知するという答弁をいただきましたことは多分ご記憶にあると思います。その結果が、今回自治会に入られてない方の防災訓練参加者がたった5名であったということであります。この点について、次の防災訓練にどういうふうに反映していくつもりなのか、そこのところ端的にお願いします。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  いわゆる自治会未加入の町民の方に対する参加だということの、これ本当、防災訓練だけでなく様々な問題の中で出てくる、自治会問題はまた、常に議員もご指導・ご指摘いただいとる部分でございまして、大変町としても6割程度しか自治会に加入していないという現実の中で、こういった町内一斉ということについて、どうあるべきかというのは本当、ずっと大きな課題でございます。  そういった上で、昨年行われました防災訓練につきましては、全町民一斉の訓練を初めて計画いたしまして、自治会を主体とする訓練でございました。議員ご指摘のように、自治会に未加入の方への訓練の参加数は数としては少ない結果になったことは非常に残念に思っております。今後より多くの町民の方々が防災訓練等に参加していただく方策としましては、やはり町広報や町ホームページを含めた周知に努めるしかないかと考えております。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、4番、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  たった5名といったら語弊があるかもしれませんけど、5名なんです。自治会に入られてない方の中で5名しか出てないということについて、また同じようなことをするのでは、その辺り職員の方も大変優秀な方多いんで、知恵を絞っていただいて、次回に期待しておきたいと思います。  次に参ります。  近年発生する大規模自然災害に対して、琴平町の行う集団避難訓練が、果たして有効であるのか、町民から否定的な意見が多く見られます。毎年発生する豪雨・地震など災害別に町民が自らの命を守る行動が取れるような避難の方法に、意識改革をしていくべきではないかと思いますが、その点町長、いかがでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  これは最初のご質問ともちょっと関連するところでございますが、防災訓練の内容につきましては、議員ご指摘のように災害の種別ごとの訓練を行うことも一案と考えているところでございます。昨年の訓練は先ほど申しましたように、最も甚大な被害をもたらす可能性の高い南海トラフを危険とした大地震レベル2を想定した訓練を実施いたしました。訓練は住民の皆様に避難訓練の目的を明確することにより、その効果を期待できるものであり、災害が発生した直後の混乱する状況では現況の把握、町民の安否確認が必要不可欠となっており、昨年度は家の中からまずは脱出し、自治会で取り決めました避難場所に集合して安否確認を行い、役場に通報するという主な狙いとして訓練を実施いたしました。  台風など大雨を伴う避難については、避難所は町が開設する避難所だけが避難先ではなく、例えばよく言われております自宅の2階など安全確保が可能な方は垂直避難も避難先の1つでありますし、また現在コロナ禍の状況においては、感染リスクを負ってまで避難所に行く必要もないというふうに判断すれば親戚やまた知人宅などへの安全な場所へ確保できる場合は、そちらに避難することも考えておくようにと、また町広報6月号にて周知にしたところでございます。  今後とも地震だけでなく、豪雨なども含めて災害別に防災訓練を含め、またどのような対策が必要が検討課題である認識でございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、4番。 ○4番(豊嶋 浩三君)  前回の防災訓練自体がですね、その効果が、町のほうは先ほどからご答弁いただくようにこういうような形でやりたいということの意識意欲は感じますが、現実との乖離は、やはり現実をやっぱりもう少し見ていただいて、どういうふうな方法、防災訓練自体をやっぱりもうちょっと考えていただきたいということであります。  平成30年版の消防白書によりますと、平成29年度の市町村の防災訓練の実施状況、災害想定はどういうようなとこをしたかということについて出ておりまして、どういうわけかやはり、地震・津波の想定というのが調査8,814のうちの6,114と大変ダントツでありまして、次が台風等の風水害が1,120、土砂災害が731となっております。想定としてやはりどこも地震・津波ということについての防災訓練をやっておるそうです。こういったことでやはり住民の意識との乖離ができてきておるのかなと僕は思うんですけどね。  近年の自然災害というのは、日増しに災害程度が高くなっている状況というのは住民の皆さん、肌で感じております。しかし最近の気象データの精度が大変高くなっておりまして、地域ごとに何時・何処でどのようなというようなタイムラインでですね、状況の変化を考慮した避難行動ができるようになってきております。  今、そのそういった意味でも災害発生時に避難所への避難・縁故避難、いわゆる自分の友人や知人とこを頼っていくようなそういった早く逃げるというふうな縁故避難、あるいは自分とこの家を誰かが守らないかんというところで在宅避難をする、垂直避難、先ほど町長がおっしゃっておった、そういった個々の判断で避難を考えるような状況にあることを、住民に提案していく時期に来ているんやと私は思うんです。先ほどから言っている集団避難に固執することじゃなくてね、町民の防災訓練への価値を、思いを低下さすことを防ぐためにもやはりね、そういった多様な避難の方法というのについてもやはり町としては考えていくべきだと。防災訓練、いわゆる避難、みんなで一緒にっていうんじゃなくてですね、個々の避難ということについて考えていただくような形を取っていただきたいと、ここは切に要望しておきます。  次に4に入ります。  各自治会における自主防災組織は、町民の防災意識の向上に最も有効な手段であると考えます。高齢化が進む自治会において、自主防災組織の一員であることが防災に対する意識の向上と個人の避難に対する行動の重要性についての意識の向上につながると私は思っております。自主防災会が行う防災関連啓発事業活動というのは、いまだに自主防災組織ができていない自治会こそ、出向いていって、自主防災組織の必要性を考えていただき、組織開設の機会とすべきと私は考えます。  新たな自主防災組織開設に向けた対応策と平成31年4月より令和2年6月までの間に行った自主防災会の行う防災出前講座、これ16回も行われておりますが、その中で自主防災会ができていないところに何回出前に行かれたのでしょうか。大変少ない状況でありますが、そういった中で何故今自主防災会ができていないところに出前講座が行かれないのか、その理由もお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  次に、自主防災組織の普及、新たな開設を推進すべきというご質問でございます。  本町の自主防災組織は自治会を母体といたしておりまして、単独自治会での組織や近隣自治会でまとまっての組織となっております。この観点から議員ご質問の新たな自主防災組織の設立の促進につきましても、既存の住民組織でございます自治会を中心に組織を編成していただくことが適当と考えております。  課題といたしましては、自治会の役員さんが兼務しており、役員を1年か2年で交代する自治会が多いため、人材面の確保であったり、またなかなかそれが困難であり、また継続した活動につながらないケースが目立っていることと認識しております。新たな自主防災組織の設立を促進するためには、防災・減災に関する自主防災組織の核となる自治会の活性化であったり、町民皆様お一人お一人の認識の意識の向上、またリーダーとなる人材の育成が重要であると考えております。町といたしましても、地域の防災リーダーの育成のため、防災士の資格取得試験料を全額本年より町が負担するものなど、防災士の育成を推進しており、防災士の資格を取得していただいた後に地域におけるリーダーとして活躍していただくことを期待しており、自主防災組織の開設につながるようになればというふうに期待しているところでございます。  なお、ご指摘の出前講座につきましては、組織からの要望要請により、出前講座として行っているために、なかなか自主防災組織意識が高い組織に行くケースが高くなっているのはご認識いただけたらと思います。 ○議長(安川 稔君)  はい、4番。
    ○4番(豊嶋 浩三君)  企画防災課のほうの課長から大変いただいております。出前講座の内容について。やはりね、今、先ほど私が何故こんなこと言ったかというと、やはり出前講座をやるところが今現在頑張ってやられておると、自主防災組織を作っているとことか、子どもたちとか、そういうとこが中心というふうな形で感じました。やはりどういうふうな形でこの団体に呼ばれて出前講座をするだけでなくてね、やはり町内でまだできてないとこ、呼ばれてなくてもそういったところに対して積極的にアウトリーチをかけていくと、そういうふうな体制づくりを。そら防災士もいいですけど、今、どこの自治会も、町長もご存じのとおり高齢化しているんです。そういう方がね、大変なところで防災士だっていって胸張ったっていかんのです。皆さんがどうやって逃げるかということについて意識を持っていただくためには、そのための自主防災組織が大事だというふうに私は思っております。その点について、やはり今回こういうふうな形でお聞きしたわけでありますので、次回の時には多分出前講座をそういった意味での非自主防災組織ができてないところについて、アウトリーチができていることを期待して、次に入りたいと思います。  5番に入らさせていただきます。  琴平町災害時要援護者支援プランにおける、災害発生時の支援を担当する要支援援護者の問題をはじめ、個別避難計画、安否確認等々について、内部協議を行い、検討した上で報告されると、これ町長のご答弁です。昨年の12月に定例会で答弁いただきました。この検討の結果、どういうふうになったのかというのが見えてこないんですけど、その点についてお示しください。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  次に、要配慮者対策計画におけます琴平町災害時要援護者支援プランについてのご質問をいただいております。  ご存じのとおり、個別避難支援計画は単に登録者を増やすことが目的ではございません。真に必要な方に同意、登録していただいた上で災害に備えるべきと考えております。ただ、現状の手挙げ方式での台帳整備に伴う個別避難支援計画の作成については限界があり、真に支援が必要な対象者の範囲の再検討とその対象者の方にどのようにしてアプローチしていくかが現在検討しているところでございます。 ○議長(安川 稔君)  はい、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  琴平町災害時要援護者台帳希望届、いわゆる支えあい助け合いカード、町長もご存じですよね、これ。5枚綴り、みんな圧力紙で皆同じ内容になります。この5枚綴りの複写様式ですがですね、これ内容は全て同様の内容が記載される形になっております。そして、この複写紙は各町・社協・民生委員・福祉委員・ご本人で共有するものとなっております。これ町長、全てが個人情報の極みです。その方が、今の状況というのはこれにつぶさに分かるようになっております。災害時の援護支援ともいえども、ご本人にとっては、身内以外の方であります。ご本人の個人情報を記入することが躊躇されるということが大変多いとお聞きしております。現状でですね、この担当者間の個人情報の共有、いわゆる町内でのこういった機密情報について、社協やそれから民生委員さん、そういう福祉委員さん、そういったところで共有が全くできていない状況であるにもかかわらず、こういう情報を配慮してですね、早急に内容をですね、やはりその情報をどこまでを誰にどういうふうな形で渡すかということについて、この内容は変えていくべきだと思うんですけど、その点どうでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ちょっと私、今、手持ちにないんで、記憶の範囲なんですけど、左の上に同意の上でというふうになっていると思いますので、今、ご指摘の部分については、ご本人はその個人情報については同意の上で共有するというふうなことで、ご本人の同意の上でそういうふうに記入しているというふうに、認識でよろしいかと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、4番。 ○4番(豊嶋 浩三君)  町長、先ほどの答弁ですよ、だから増えない。カードの数が増えない。個人がこの上に同意せえって書いてて、それで自分のいろんなことをみんなにさらけ出すことが躊躇されるから増えない。そこなんです、町長。だから言いよんです。だからこの内容をもう少し、例えば民生委員さんとか福祉委員さんにはここまでの情報とか、社協さんにはここまでの情報と、そういった意味での個人の情報の管理をしっかりとした上でのカードとなれば、皆さんも逃げたいんだけど逃げられないという方もそういった意味で考えていただけると思います。ここで今してくださいと言ったら無理なんで、これは次の時までに期待をして提言しておきます。  東日本の教訓からですね、災害対策基本法の改正によって、平成26年から作成が義務づけられました、町災害時要援護者台帳、いわゆるこの今のカードですけどね、希望届の希望者が増えない原因について、改善策を、今のところないような感じなんで、その推進拠点であります社会福祉協議会との詳細な、こういったプラン、支えあい助け合いカード、あるいは個人避難計画なんかの場合の委託契約というのはできているかどうかについてお聞きいたします。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  現在、委託契約は行っておりませんけども、琴平町社会福祉協議会との現在委託契約は行っておりませんが、災害時の要援護者台帳等も町と社会福祉協議会で共有しておりまして、地域福祉懇談会などにおいても町職員も出席して情報共有しております。今後も必要な協議は行ってまいります。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、4番。 ○4番(豊嶋 浩三君)  町長ね、社会福祉協議会の職員さんはね、誰一人ボランティアで職務を履行されておる方はおりません。各地域の地域懇談会へ派遣される派遣業務も、全て正社員です。全てお金が掛かっておるわけです。平成23年からこれまでの9年間、社協のこういった地域懇談会の業務に、言葉が悪いかもしれませんけど、これただ乗りしてます。町がそれに対して、何も契約も何もしてないところ一緒に行って、これ書いてくださいって、今そういうふうな状況なんです。その上ですね、町職員が誰も地域懇談会に参加していない時も多々あります。多々。琴平町災害時要援護者台帳の作成は、災害対策基本法、これ国のほうでこの法律の中で町に義務づけられたものであります。町長もその辺りは十分認識されておると思いますが、早急なね、社協とのそういった業務委託をしっかりと行うことが、今言ったこの支えあい助け合いカードの普及に、つながっていくと考えますが、いかがですか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご指摘の分につきましてはですね、委託契約が有効なのか、また別のやり方がいいのかについてはちょっと検討課題にさせていただきます。 ○議長(安川 稔君)  はい、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  検討するということで一つですけど、今だから地域懇談会へね、持っていって、そこであそこで横へ座ってみんながやっとるとこの後で、じゃって手挙げて、こんなんあります、カードまた書いていただきますではね、増えません。これ義務なんですからね、町の。しっかりとやっていかないかんことはできていないというのがここに出てきとると思います。  次にですね、個別避難計画。この希望者を募集するだけではなく、災害時の自力避難困難者の命を守る大変重要な計画です。大変高齢者が増えてくる中で、要援護者台帳以上に地域の状況を熟知した福祉の専門家など、知識を加味した上で職員が個別計画を作成できるように、町職員の習熟度の向上に努めるべきだと考えます。いろんな意味でダブっておりますが、その点についてどういうことでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  ご存じのとおり、個別避難支援計画は単に登録者を増やすことが目的ではなく、先ほども申しましたように、現状大変厳しい、同意、登録した上での災害に備えるべきというふうに考えておるわけでございます。内閣府によりますと、個別計画作成に福祉職と連携を強化することが効果的と判断し、仕組みの検討を行う趣旨の報道等も先日ございました。このような情報も職員間で共有しており、福祉関係者との連携が重要である認識の下、担当職員一同、避難支援についてよりよいものとなるよう努めてまいります。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  先ほどから言っとる社協が開催しとる地域懇談会においてですね、災害時要援護者台帳の変更や個別避難計画の検討を町・社協・民生委員・福祉委員・自治会長で行っているとこれまでに何回も答弁をいただいております。地域懇談会というのは、町長行ったことあります。住民の皆さんがその時地域の現況を、地区ごとの参加者で共有することなんです。それが最重要課題でありまして、そのデータを社協が保管して業務に反映するものが地域懇談会なんですよ。約2時間程度です、ご存じだと思いますが。そんな集まりの中でね、町は台帳や更新や、個別避難の検討などできるわけがないじゃないですか。分かっとると思いますけど、町長やって。それをね、今、今までもそうやってやってます、やってますと来たからこんだけカードもできないし、個別避難計画も進まない。その辺りはやはり今、今度も町長の答弁にありましたように、8月19日の新聞報道によると、この個別避難計画も内閣府のほうでやはり町に義務づけるような形になってきそうだというふうなことを書いておりました。こういった中でね、いまだにこの避難所、要支援者のカードもできていないような状況で増えてきていない状況で、個別避難プランなんか、増々できんですよ、町長。その辺りを考えるとね、職員がね、あんまりそういったところで例えば避難が必要な方々のとこ行って、これに書いてくださいって言うたってその人はその避難に対しても信憑性がなくなるんですよ。やはり社協の方や地域の方々で顔見知りの人が行ってそこで初めてね、じゃ、こういうふうな計画にしようというふうな形ができてくると思うんです。  今、先ほどからもう一度検討するということでおっしゃりましたけど、やはりね、社協を使って何かをされるということであれば、やはり契約ということをまず前提に置いていただきたいと。今までのそういった慣行の中で、いや、これも一緒にやってくれるやろうというふうな形でやってきたから、社協の職員はそれでお金出すと言わんですよ。ただそれが契約にないから、そこまでやれないんですよ。社協のほうもね。だからその辺りはやっぱり町長がしっかりと英断をしていただいて、次回までにちゃんとできていただくこと、期待しておきます。  大分時間が少なくなっておりますので、次に参ります。  6番に入らせていただきます。  7月の豪雨災害で大きな被害を受けた熊本県においても、これまで避難所の開設・運営等々経験がある中で、このたびのコロナ禍の対応において多くの課題が新聞等で報道されております。私、新聞の中の切り抜きよんですけども、大変もう本当に物すごい数になっております。町もコロナ禍における避難所の対応を行ったとお聞きしております。これまでに2回ほど練習されたということお聞きしてます。これまでの訓練した中でですね、訓練の参加者と訓練内容についてお示しいただきたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  次に、避難所に関する訓練の、町の訓練についてのご質問でございます。  避難所対応訓練につきましては、令和2年の6月23日に住民生活対策班、すなわち企画防災課と住民福祉課と子ども・保健課と教育委員会をもって住民生活対策班を組んでおりますが、そのうち8名が参加して、段ボールシートの組立て方法の確認や、また1階の老人福祉センターの各部屋のですね、避難者の誘導数及び2階大ホールなどの使用時の避難者の対応について1回目の確認を8名が参加して行っております。その後、台風10号の接近に伴いまして、第2回目の避難所対応の確認を令和2年の9月3日に11名が参加して1回目同様の確認をしております。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  琴平町はですね、指定避難所兼指定緊急避難場所が地域防災計画資料42によりますと、20か所もあります。これらの公共施設等の避難所は、密閉・密集・密接、いわゆる3密ですね、それを避け、感染リスクを下げるためにもこのぐらい準備しておったら間違いはないとは私も思います。  しかしながらですね、避難所の開設訓練経験者がこれまでに最大で11名ということを考えると、避難所生活全般において、感染管理上のリスクアセスメントはどのように考えておるのか。11名ということで、今、町の職員何名がそういった意味での避難所に対応ができるのかと、ねえ、主立った避難所の感染対策を踏まえた、収容可能人数と対応職員数についてまずお聞きいたしておきます。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  失礼しました。議員ご質問の避難所全般においての感染管理上のリスクアセスメント、リスクの評価についてでございますが、生活を行う避難所の狭い生活空間、日頃と異なる生活環境、災害に対する不安など、精神的、肉体的ダメージが高まり、免疫力の低下に伴う各種感染症のリスクが高まることが懸念されていることは周知のとおりでございます。特に本年は、新型コロナ感染症による不安が重なり、全国の自治体が避難所の対応に苦慮しているのが現実の課題となっております。現在、新型コロナ感染症が全国的に拡散している状況下においては、密集した状態、密閉空間、密接な接触、いわゆる3密防止措置も加わり、より感染症対策の重要性を認識しております。新型コロナ対策による収容人数制限、仕切りの設置による避難者の3密防止対策など、新たな避難所様式における感染症対策を実施してまいります。本町では最も甚大な被害が予測される南海トラフ大地震レベル2において、約260名の避難所への避難者が想定されていること、また、洪水災害発生時に避難者を十分に収容できるよう、19か所の避難所を指定しております。災害時の避難所の開設は、災害の規模、災害の種別などにより、開設する避難所、開設数を決定することとなっております。ご質問の新型コロナ感染症の感染を考慮した各指定避難所の収容人数制限後の19か所の全ての避難所収容人数に関しては、目安となる人数は設定しております。段ボールシート、パーテーションテントによる仕切りを行った場合の区画のスペース、通路を考慮し、1人当たり6.6平方メートルを目安として設定しており、主要施設の収容人数は琴平町総合センター1階を含みます41名、琴平小学校の体育館が67名、榎井小学校体育館も同じく67名、象郷小学校の体育館は51名、琴平中学校の体育館は105名、合わせてここまで331名となっており、主なものを申し上げましたが、19か所全体では1,139人でございます。なお、これはあくまでもスペースの目安であり、家族で避難された場合は1スペースに2名入られることも可能となっております。4名などの場合には、区画の間をなくすなど、工夫しながら対応することも考えております。したがいまして、収容人数は臨機応変に増やす対応を可能にしていることを申し添えておきます。  次に、職員の配置数でございますが、避難所対応職員は24名で、1つの班に保健師を含む6名を設定し、全4班による構成をしております。複数の避難所を開設した場合は4班による計画配置となります。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  先、確認ですけど、20か所じゃないですか。これあれですよ、資料42の頂いた分、何遍数えても20あるんですけど。その辺り確認しとってくださいよ、これ。町長がその辺りしっかりと。ご発言が違うかったら困るんで。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  1か所減っておりまして、19か所です。 ○4番(豊嶋 浩三君)  どこが減っておるんですか。   (「浄水場」と言う者あり)   (「はい」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  それで減っとるの何でこれ、この中に入っとるんです、これ。新しい分の地域防災計画書の中にあった分ですよ。   (「答弁します、企画防災課長」と言う者あり) ○議長(安川 稔君)  企画防災課長。 ○企画防災課長(平井 浩嗣君)  お答えいたします。  地域防災計画資料の中に今20か所の記載がございます。1か所について県の施設に変わりましたので、これを除くということで今、告知する作業を進めております。  以上でございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)
     はい、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  後でするSNSのほうの防災のポータルのも、香川、琴平町から除けとるんやね、どれも。後で聞きます、その辺りね。  今の問題なんですけど、19か所としましょう。この前もお聞きしましたパーテーション、いわゆる区切りを使って約2平米、1つの区画がね。とするとやはり今言ったように大変少ない人数しか入れられない。また、感染症予防に対してやはり熱のある方や何かについて別のとこへ。今一番の問題になっているのが、ペットを持っている方とかね。そういった方の避難所についてもどういうふうにするかということについてもやはり考えていかなければならなくなっております。  そういった意味で、この4班、24名ですか、これだけで19か所をカバーする予定なんでしょうか。その点できると考えとんのか、その点お聞きいたします。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  職員全体がですね、全て避難所運営に関わること、することができないのは、議員もご理解いただいていると思います。この避難所の先ほど申し上げましたのは最大の場合でございますので、現在、先ほど申しました避難所対応の班編制については、いわゆる大規模じゃない通常の場合の対応というふうにお考えください。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  あのね、19か所の避難所がありましてね、ここは開いてる、ここは開いてないっていつそれ告知するんですか。急にそういうふうになった時に皆さんが慌てて自分の近くにある避難所に逃げていって誰もおらんというのが一番困るっていうわけです。だから緊急時に、例えばここは常時必ず避難の時には開くとこはここだとか、その辺りの工夫がない中でね、20か所っていうふうに言うんだったら、皆さんウロウロしますよ、特に。指定避難準備が出た時にね、高齢者を連れて逃げていく場合にしたって、それはやはりね、現実的なことを考えていただきたい。その点どうですか、町長。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  避難所開設につきましては、先ほどのちょっとどの答弁だったかちょっと忘れましたが、災害の規模等によって変えております。通常の台風であったり、一時的な被害であろうという時にはですね、まずは総合センターを開けます。また、それ以上に避難所、避難の希望者が多い場合になりますと、各小学校を開けたりということで、一気に19か所開けるというよりも、まずは徐々に、それこそ対応できるようにしていくように予定しております。それが対策会議において何処を避難所開けるという情報を流すようにしております。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  やっぱりね、その辺りがしっかりと、今、今回今年4月に改正されましたハザードマップ、浸水時に対する。町長もよくご存じのとおり、ここ浸水しますよね。一番安全なのは象郷小学校、だからそれが分かっておる中でね、水の対応についてここでまずはここでっていうふうな形は、それは町にしてはやりやすいからそういうような形になっとんだと思いますけど、現実にじゃ、どこを開けるか。最低限でもね、やはり安全性のあるとこと、総合センター開けるにしたって、例えば象郷小学校開けるとか、その辺りぐらいは考えてやらなんだら、いざとした時そっち移動していただくにしても、ほらほらではいかんのですしね、その辺り十分に考慮していただいて、次回までに期待しておきます。  次に入らせていただきます。  県ですけどね、県のほうが南海トラフ行動計画というのが定められております。新聞報道によりますとですけどね、19年度の進捗状況のランク分けした中で、8月5日の新聞の中では、琴平町は福祉避難所マニュアルが作成済みとなっております。既に、先ほどもどっかでその辺りの話いただきましたが、福祉避難所ですね、のマニュアルができとると。当然ですけど、その福祉避難所ができていることもそうですし、今回総合センターの避難所を開設した時には、そのマニュアルがあると私は考えておりますけど、私、いつも町のホームページあちこち覗くんですけど、この中で地域防災計画にも何もその避難所のマニュアル等について載ってないんですけど、何故載せないのか、その点をお聞きしたいと思います。   (「企画防災課長」と言う者あり) ○議長(安川 稔君)  はい、企画防災課長。   (「はい」と呼ぶ) ○企画防災課長(平井 浩嗣君)  お答えいたします。  避難所における職員等の対応マニュアルにつきましては、町のホームページ等で不特定多数の皆様に公表するようなものではなくて、一部の町職員であったり、関係者のほうで対応するものでございます。町ホームページ等でそういうものを公表するとかえって誤解を招くこともございます。これはやっぱり一部の職員が知っておくべきことと、職員として知っておくべきことと、町民の皆さんが知っておくべきこと、そういうふうな内容の錆分けもございますので、全てをホームページ等で公表するとは考えておりません。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  今、課長がおっしゃったように、全て出せって言いよんじゃないんですよ。町に福祉避難所のマニュアルがあります。それとか、一般の避難所のマニュアルもあります。内容はこうこうこういうふうな、大雑把でもいいんですよ。ホームページを見る人っていうのは、避難所のマニュアルがないのかというふうに思うんじゃないかと。そのためのホームページでしょ。誰でも閲覧できるために。それがもう国のほうや県においてはその避難所のマニュアルを作るマニュアルまでできてますよ。その点を考えると、やはりこういった意味での福祉避難所がありますってホームページで出しているんですからね。じゃ、新聞広告で出しているんだから、この辺りしっかりと出していただきたいと思います。どうですか、町長、その点。 ○議長(安川 稔君)  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  担当課とちょっと協議してみます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  担当課と協議をしていただけるということをお聞きしておりますので、内容を絞ったものでも結構ですので、是非ともその点ができることを期待しておきます。  次に、6―3でありますが、琴平町は本当に今でも観光地です。大変今厳しい状況でありますが、大変な観光客、入り込み客数が多い中でですね、避難誘導について大変厳しいもんがあると思います。そこで、この前の時に、12月の定例会において、いわゆるピクトグラム、今回のオリンピックも関連の形でそういった絵文字のような形での避難を行うと、そういった有効活用をするために、琴平町はデジタルサイネージまで利用するというふうにお聞きしました。大変これ素晴らしいことですが、大変予算が要るのに、ここまで言うかと思っておる中で1年近くなってますけど、何も変わりません。その辺りの進捗状況をお聞きしたいということと、先ほどから言っております県の防災ナビ、私はもうこれ、COCOAと一緒に入れてますが、これ普及に努めるべきと思います。今、我々のところのように一般の観光客なんかに対して防災、どこが避難場所であるかとか、どっちへ逃げたらいいかというのも大変この防災ナビっていうのは優秀なもんだと私、思っております。そういった意味で、外国版はちょっと難しいにしても、この防災ナビを入れることで今どこの、この地域でどこに今避難所があるか、先ほど言いましたけど、19か所も避難所がね、載っとるんですよ、町長。ね、外国人の人がそれ見て、いやあ、こんなようけあるんやったらどこでもじゃないと思うんで、その辺りも含めてですけどね、やはりこの防災ナビというのも観光客の皆さんには大変有効でないかと思うんですけど、その点はどうでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご質問の前回の答弁についての件でございますが、令和元年の12月議会で申し上げましたデジタルサイネージであったり、またピクトグラムの活用については、現在進展ができていないのが現状でございますが、今後とも検討してまいりたいと思っております。  また、ご指摘の香川県防災ナビのアプリについては、今年度から香川県が取り組んでおる防災アプリでございまして、このアプリは防災情報はもとより、マップによる避難場所の位置のお知らせ、ハザードマップ、道路規制など、災害時の情報発信を行っております。本町といたしましても議員がご提案のとおりホームページ等で香川県防災ナビを周知するとともに、ホテル、旅館等にも情報共有していくべきと考えております。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  いや、私ね、聞いた時に本当に素晴らしいなと思ったんです。デジタルサイネージ、いわゆる電子看板です。ね、私はブリキでも何でもいいから、それでもいいなと思ったのが、この時にデジタルサイネージという言葉が出てきたんでびっくりした状態ですが、今のところそれに対する資料等の収集や何かはできとる状況なんでしょうか。   (「観光商工課長、答弁します」と言う者あり) ○議長(安川 稔君)  観光商工課長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○観光商工課長(高畠 豊君)  議長のお許しをいただき、町長の命にお答えいたします。  元年12月議会のほうでですね、デジタルサイネージということで、ピクトグラムの話もちょっとお話しした経緯も覚えております。東京オリンピックが開催されるいうことではございましたが、延期になり、その時国の施策としてはインバウンド施策が重要視されております。そういった中で、香川県下におきましても、デジタルサイネージ、いわゆる今の言った電子の看板、それにより有効活用、それと1964年に東京オリンピックがあった時にピクトグラムいうのができました。そういったものをインバウンドである方が来た時にですね、おいでた時に直ぐに分かりやすい、観光の面、また防災の面、2つの面からすると、デジタルサイネージを使うことによって緊急を伴う時には、必ずその防災のほうに切り替わって、ピクトグラム、あと避難場所、指摘するように即反映されるように、いうことで進めて、今も現実おります。先般、ちょっと国土交通省、そういった方とともにお話をさせていただき、今まだデジタルサイネージにつきましても主要幹線が琴平町におきましては、3つの動線がございます。そちらのほうに公共交通機関を利用されて、その道筋によって、いかに早急に対応できるかっていう観光面と企画のほうの防災のほうの関係と、2つを併せて企画防災課とちょっと話し合いながら進めて現在はおりますので、もうしばらくお待ちしていただいて、行く行くはそういった形で受入れ体制をしっかりとしていきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。  以上でございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  今の状況で、オリンピックがこのような状況でですね、やはりなかなか前に進んでいかないのと、インバウンドも復活するまでに大変時間がかかるというような状況の中で、ただですね、町長、こういったような町からこういうのがありますよということは今発信すべきというように思います。そういうようなのができてから言うんじゃなくて、今こういうふうな状況で大変な状況やから琴平町は観光のためにこういうこともやってますよということについて、やはり力を入れていきたいというふうに思っていただきたい。その点、今課長のほうから検討されておるということで、進行状況であるということでお聞きしておきますので、よろしくお願いいたします。  それと、先ほどの県の防災ナビですけどね、町長、見られると思いますけど、今、だから琴平町の避難所19全部写るんです。あれ、本当にあれをままでいいのかどうかということについて検討はどうでしょうか、できますか。  19あるのについて。 ○4番(豊嶋 浩三君)  だから、今、全部琴平町の避難所というのが19出てくるんです、あれで。例えばあれが全部が出てくるような状況じゃなくて、例えば主要なとこだけにするとか、そういうふうなことについては協議していただけないんでしょうか、どうですか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ちょっと今、スマホを持ってないんで、あればちょっと分かるんですけど、多分恐らくマップを押すと出るというご指摘やと思うんですけど、開設したような時にそれが出るようになれば、まさにご指摘のように全部じゃなくて、今やったら例えば総合センターが開いてますよとか、象郷小学校の体育館開いてますよっていうふうになることやと思うんで、ちょっとそれは運用の分については、課題としてちょっと原課と県のほうでまた相談させていただきます。 ○議長(安川 稔君)  はい、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  そうなんです。あれは避難所のところをタッチすると、今現在地から避難所までの道筋が出てくるんです、避難所までがね。それだから困る。19もあるんですよね。どこ押してもそこまで行きませんかってなるんですよ。だからそれを結局今言ったように3か所なら3か所、2か所なら2か所にして、あとタッチしても反応せんとかね、その辺りはちょっとやっぱり考慮していただくようにしていただくことが大事かなと。その辺りはちょっとしっかりとお願いしたいと思います。  最後の問題ですが、6月定例会の時にも同様の質問しました。日々刻々と状況が変化する中で、近隣市町にも感染者が発生している状況であります。しかしながら、琴平町も、Go Toキャンペーン等で経済の立て直して行かなければならない状況であります。このコロナ禍と経済再生の狭間の中で、町職員の感染予防とクラスター予防というのは最も重要な課題になるのではないかと私、思います。町としての、感染予防・クラスター予防の行動指針というのをやはり町長のほうから明示すべきと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  町職員の感染クラスター対策についてのご質問でございます。  職員の県外移動時の行動指針等のご質問でございますが、現在本町では県外移動の制限は行っておりませんが、香川県が定めました新型コロナウイルス感染症に対する香川県対処方針に従いまして、不要不急の移動については慎重に検討すること、また、県外に移動する場合には各所属長への報告と14日間の行動記録をお願いしているところでございます。ご存じのように現在はですね、感染警戒から準感染警戒系と県のほうは移行緩和しておりまして、感染拡大地域への不要不急の移動は慎重に検討するよう協力依頼、そして当該地域に移動した場合には14日間の行動記録を取るよう協力依頼となっております。  変更点については、対象地域が県外というものから、感染拡大地域に、すなわち行動記録も当該地域への移動した場合と限定され、対象地域が緩和されたというふうになっております。これはまた特措法に基づくこれまでの協力要請から協力依頼というふうになっております。県外移動に伴います一律の自宅待機については、少なからず業務等にも影響を及ぼすことから、県の動向等も踏まえまして、状況に応じた対応を行いたいと考えておりますが、6月議会でも答弁させていただきましたように、今後政府が再度緊急事態宣言を発令した場合には、職員は公私を問わず県外への外出を自粛、また移動先が特定の警戒都道府県の場合には2週間の自宅待機等を行うことで対応したいと考えております。  いずれにいたしましても移動自粛であったり、自宅待機の対応の仕方については県外移動イコール感染という誤解や噂など、間違った情報によりコロナ差別につながる恐れもあることから、慎重な対応を心がけてまいりたいと考えております。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  コロナウイルスの発症関連の情報、大変いろんな情報が出てきました。コロナ自体の性質とか性格とかね、その辺りとか、発症の状況とか、そういったことまで大分分かってくるように、我々みたいな素人でも分かってくるようになってまいりました。それで、これから冬にかけてインフルエンザの感染者が増える中で、やはり個人の体調管理、いわゆる感染クラスターを防ぐためには、職員もそうですけどね、教育関係の方もそうですし、やはり体温のね、上昇、熱が発熱しているかどうかというところがやっぱり一番のマーカーとなるというふうにお聞きしております。琴平町の場合、今、大変いい時に非接触型の検温装置を、今、下にもありますが、町内の学校施設、町役場、主要な公共施設に今、導入されております。大変素晴らしいもので、顔認証までできるということで、公務員・教職員等の日々のやはり濃厚接触者としてどうしてもなってしまうような、こういった職員の中では、このせっかく入れた検温装置ですね、これを有効活用を是非進めていただきたい。それぞれの職場において、個人の体調管理を体系的に、各所属長がそれを一括で管理するような形で、あまり熱が微熱が続くとかそういう方にはやはりおうちでおっていただくとか、その辺りのことまでやっぱり考えてクラスター予防に貢献するということはやはり必要ではないかと思いますが、その点はいかがでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  その通りでございます。
      (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  ご同意いただいたということは、あれを使って、職員あるいは教職員の方々にも自己管理というか、その管理を所属長が統括してやっていただけるということでよろしいんですか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  所属長が管理はあれではできないと思います。できないよね。できないので、勿論毎日の検温した中で、37度5分で熱がありますというふうに出ますので、私も熱が出たことないんで、どういう反応するかちょっと分からないんですけど、そういった場合には当然今ご指摘のように登庁を控えるとか、学校職場行かないようにする、そういうチェックというか、毎日の出勤、登庁の時の確認するには有効であると思いますので、それは個人の中で当然ちょっと熱がありますので、今日はまあちょっととかいうふうなことになると思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  いやいや、私が言よるのは、あそこでやったことない言いますけど、こうやって横やったら顔とあれが出てくるんですよ。だから、私はそれを例えばこの紙1枚でいいじゃないですか、所属長の横のところに置いておいて、今回の今日のあれを自己申告で書いていただくんでも、それでも管理ができるじゃないですか。毎日の体温が例えば今日は高いとか低いとかいうのが分かることでも、大変その方の自己管理がしっかりとコントロールできるんじゃないかということをお聞きしよるんです。どうですか、その点は。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  すみません、趣旨がちょっと分かってませんでしたけど、とにかく登庁であれ、出勤した職員なり学校の先生である職員もですね、全員が必ずちゃんとチェックしているかどうかいうこと確認がすべきということでしたよね。それについては、今、ちょっとネット環境とかその接続しないとできないので、そこまでちょっと対応できておりませんが、今言われている点については、せっかく導入したわけですから、まずは当然職員の健康管理については有効であると考えておりますので、そういった活用は考えております。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  時間が短いですけども、いつまでにできます、それ。また1年掛かるんじゃないでしょうね、また。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  いつはちょっと言えませんけども、ちょっと体制については業者も含めてやりますので、よろしくお願いします。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、豊嶋君。 ○4番(豊嶋 浩三君)  何でこんなこと言うかといいますと、やはりね、若い方は頑張るんですよね。今回、町長が7月に東京行かれた時に、ついていかれた、同伴された方も頑張って登庁してくるんです。熱がないからね。元気なんです。ただ、そういった時にやはり何かで一般のところでもそうですけど、やっぱり微熱が出たり何かした時にはやはり帰れと誰かが言わんかったらなかなかね、それに対して元気出すっていう人が多いんですよ、皆さん、真面目な方が多いですから。だからその点、今回みたいに非接触型で皆さんの体温を測れるような状況であったら、本人のストレスもないですんでね、その点についてやはり全体の体温の上下ぐらいはね、自分が平熱が幾つかいうぐらいまでは知っとくべきやと思いますので、その点十分に管理をしていただきますように、お願いいたします。  時間も参りましたので、これで以上で私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(安川 稔君)  以上をもちまして、4番、豊嶋 浩三君の一般質問を終わります。  以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。               (散会 午後3時30分)  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。        琴平町議会議長        琴平町議会議員        琴平町議会議員...